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マット今井氏のお奨め通貨ペア

当社セミナー講師でもおなじみの今井雅人氏をお迎えして、その日の欧米市場に向けてお奨めの通貨ペアと取引ストラテジー等を紹介していただきます。取引システムの市況速報では、当日午後6時ころからご覧いただけます。

なお、本為替市場コメンタリーは、グローバルインフォ株式会社の今井雅人氏が作成したものであり、当社が作成したものではありません。また、本コラムは情報提供のみを目的として作成されたもので、FX取引の勧誘を目的としたものではありません。投資等のご判断は、ご自身の自己責任においてされますよう強くお願い致します。 当社による情報サービスのご利用によりお客様に生じた損害につきましては、当社はその責を負いません。

マット今井こと今井雅人氏

今井雅人(いまい まさと:通称マット今井) 氏

  • 1985年 上智大学卒業
  • 1985年 三和銀行入行
  • 1985年 三和銀行にてディーリングの世界に入る 三和銀行為替部門統括次長、UFJ銀行為替部門統括次長を歴任
  • 2004年3月 UFJ銀行を退職
  • 2004年4月 株式会社マットキャピタルマネージメント設立 グローバルインフォ24代表取締役社長
  • 現在 グローバルインフォ株式会社 代表取締役会長

マット今井氏のお奨め通貨ペア - 休載 【2009年08月15日】

「マット今井氏のお奨め通貨ペア」は、都合により暫く休載致します。

08/14 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年08月14日】

【今日のお奨め】 ポンド/円

昨日は米小売売上高が市場予想に反して、前月比で減少してしまったことでクロス円は売られる展開になった。ただ、米ダウが金融株中心に買われたことで上昇し、クロス円の下値を支えるという動きも見られた。本日に入ると、あまり前日の小売売上高の影響は見られず、小動きとなっていたものの、上海株が下落するとクロス円もそれに引っ張られるという動きが見られた。
ただ、基本的には週末の雇用統計やFRBからの出口戦略を匂わせる声明などで、市場の雰囲気は大分良くなっており、クロス円は円安方向に進みやすい。本日も、クロス円の押し目買いをメイン戦略と考えている。現在は、ストップロスを巻き込んでポンド/円が大きく下げている。下押しを確認できたところでしっかりと買いを入れてみたい。
また、もう少し長めのスパンで見たときの相場についてであるが、やはり市場の雰囲気が大分改善してきているので、クロス円も上方向を見ておきたいと思っている。ただ、雰囲気の改善は見られているものの、景気の水準でいえばまだまだ低位であり、このまま大きく株高・円安が進むほど、景気が回復しているとは言い難い。またFRBも出口戦略にようやく取り掛かるか。といったところであり、各国の金利が上昇していく展開はまだ想定できない。金利が各国揃って低位であれば、金利差からの円安も起こらず、やはり円安が一方的に進み続けるのは難しいだろう。目先はやはり雰囲気がいいので今の円安の流れについていきたいが、来週発表される住宅指標などが冷や水にならないかどうか、その辺りに気をつけ、今の円安が限りなく続くとは考えないようにしておきたい。

尚、私事ではありますが、筆者都合で今月一杯、こちらのレポートを休載とさせていただきます。9月から再開予定となっておりますので、再開の際はどうぞよろしくお願い致します。

08/13 マット今井氏のお奨め通貨ペア  【2009年08月13日】

【今日のお奨め】 ユーロ/円、豪ドル/円

昨日のクロス円は、ロンドン時間に付けた安値がそのまま昨日の安値になり、ニューヨーク時間にかけて買い戻しが進んだ。やはり下げたところでは、押し目買いが入ることが確認されたといえる。その後のFOMCでは政策金利は据え置き。声明では「米国債の買い取り規模は現状を維持」「買い取りのペースを徐々に減速し、買い取り枠が全て使われるのは10月末となる」ことが明らかとなった。また米経済に対しては「経済活動は安定している。金融市場は更に改善した」と強気の見方を示し、国債の買取という量的緩和にいよいよ終わりが近づき、FRBは出口戦略を考えていることが伝わってきている。
先週の雇用統計、昨日のFRBの声明などで、株高・円安という強気相場がもう少し続く公算が高まっていると考えておきたい。そのことを表すように、本日に入って上海株が一時弱含む場面があったが、クロス円は底堅い展開が続いた。昨日から上昇が続いているので高値掴みは避けたいが、クロス円は押し目買いを中心に考えておきたい。ユーロ/円は136円半ば、豪ドル/円は80円前半が押し目買いゾーンだろう。
 本日は米小売売上高が控えているが、これも結果がいいと株高・円安を進めるきっかけになると考えておきたい。

08/12 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年08月12日】

【今日のお奨め】 クロス円

円高の進行が進んでいる。
ただ、昨日は米モノラインの投資判断が引下げられたというネガティブなニュースが出てきたとはいえ、週末にでてきた雇用統計改善というポジティブサプライズを帳消しにするようなものではない。
昨日の米ダウが下げたことで本日の日経平均も下落、クロス円も下落。という展開が続いてはいるが、基本的には強気相場にあるという認識は崩さず、押し目買いを継続していきたいと思っている。
本日はFOMCの終了後、政策金利の発表が控えている。ただ、これは据え置きだろう。そのため、あまり注目されていない。問題の声明では、米景気に対しての見通しが注目される。先日、オバマ大統領が「過去数ヶ月で、景気は著しく改善した」といった比較的強気の姿勢を見せている。FOMCでも同様の強気な内容となれば、米ダウやクロス円はちょっと下げてきている分、反発も大きくなると思う。どちらにしろ、FOMC前には下手にポジションを取らず、発表後の動きについていくのがいいだろう。

08/11 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年08月11日】

【今日のお奨め】 ポンド/円

昨日は、一部英紙が英国経済の景気見通しに悲観的な見方を示したことがきっかけになってポンドが売られた。ただそれ以外には大きな材料がなかったために、米ダウは週末に上昇した分の調整が入り、クロス円も緩やかに値を下げた。
本日は、昨日の流れを引き継ぐ形となって、クロス円も週末に上げた分の利食いで、値を下げる場面が見られた。しかし下値では、米景気回復期待から来る円売りが根強く、下げ幅は限られている。
昨日は、円高がやや進んだが市場環境には変化はなく、週末の雇用統計によって市場が少し強気になっているという見通しもそのまま維持する。昨日の円高でクロス円は買いを入れやすいところまで下がってきた。特にしっかりと値を下げたポンド/円は買いを入れやすいと思う。159.00円を下値と考えて買い下がりたい。
今日は米指標の結果はもちろん、それを受けての米ダウの動きを見守りたい。ダウの一段高は、そのままクロス円の上昇に繋がるだろう。

08/10 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年08月10日】

【今日のお奨め】 ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円

週末の米雇用統計は失業率、非農業部門雇用者数が共に予想より強く、かなりのポジティブサプライズになった。これを受けて株高、円安といういつもの流れになっている。ただ、今までは他の指標が大分回復しているものの、『まだ雇用は良くなっていない』という不安要素があったが、今回の結果で一時的かもしれないが、この不安要素を吹き飛ばしたことになる。このまま回復に向かうのか、再び悪化するのかはまだまだ注視する必要はあるが、今回の指標をきっかけに、円安の流れが加速する可能性が出てきたと考えておきたい。
ここまでも株が崩れないのでクロス円は押し目を狙うとしてきたが、今後も引き続き押し目買いを継続する。かなり相場が強いので、上げたからといって上値での戻り売りは避けたほうがいいだろう。また大きな下押しもあまり見られないので、小さく下げたところは小まめに買いを入れていいと思う。ドル/円は97.00円、ユーロ/円は138.00円、ポンド/円は162.00円辺りが押し目買いゾーンだと思う。大分強い相場なので、ちょっと早めに買いを入れるくらいの、素早い行動をとりたい。

08/07 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年08月07日】

【今日のお奨め】 ユーロ/円 

昨日、注目されていたBOEでは資産買取プログラムの増額が決定された。
市場では、ここ最近の英国指標が強かったために英国経済に対しても強気な見方が広がり、今回は金融緩和の一環である資産買取の増額はないだろうとの見方がやや優勢になっていた。にもかかわらず買取規模の拡大が決まったことで、ポンドの売りが目立っていた。またその後の米ダウはポジション調整で若干下落したことでクロス円も少し下げたが、それほど大きな動きにはならず、本日に入っても小動きの相場展開となっている。クロス円は、基本的には押し目拾いを続けたいが、今日は、米雇用統計を控えているため、これが出てくるまではポジションを傾けにくい。
雇用統計では、先日ADP雇用統計が悪かったために、今日の非農業部門雇用者数も若干悪い方に織り込んでいるようだ。予想よりも少し悪いくらいではそれほど動きはないだろう。かなり悪ければ、クロス円は大きく下げるかもしれないので注意したいが、ここ数日は、指標が悪いことでクロス円が下げても、米ダウのほうは下げが幅が限定的になることが多い。本日も米ダウがそれほど下げなければ、クロス円は反発する公算が高く、いい買い場になる可能性もある。もちろん、指標が悪ければそのまま下げ幅を拡大するリスクもあるため十分注意する必要はあるが、下げたからといって買いを諦めず、うまく押し目を拾うことを考えていきたい。ユーロ/円であれば、下げの目安は136円辺りになるだろう。

08/06 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年08月06日】

【今日のお奨め】 ドル/円、ポンド/円

ここ最近は強めの米指標が続いたことで、クロス円は底堅い動きが続いていたが、昨日は米ISM非製造業景況指数、ADP雇用統計が共に予想を下回ったことで円高が進んだ。
ただ、ここまで米指標が強かったことは事実であり、昨日の指標だけでは米ダウは大きく崩れる展開にはならず、クロス円の下げも限定的。本日に入ると、米ダウが底堅かったことが影響して日経平均が135円高の上昇を見せたことで、クロス円も値を伸ばす展開になった。連日同じ事をお伝えしているが、米ダウがある程度しっかりしている状態では、クロス円もそうそう大きくは崩れない。基本的には押し目買いを考えておきたい。
ただ、ドル/円に関しては95円半ばにオプションに絡んだ売りが控えているようで、上値が重くなっている。基本は上向きのためポジションは絞るが、ドル/円の95円半ば辺りでは一旦軽めに売りを試してみたいと思っている。
本日はECBとBOEという二大イベントが控えている。ただ、どちらも政策金利は据え置きが市場予想であり、サプライズはないだろう。BOEは長期国債の買い取り額の増額を行なうのかどうかに市場の関心が集まる。行わないとこれば、ポンド買いで反応する可能性が高く、そうなればポンド/円は、昨日の高値を越えて162円後半まで値を伸ばすことも考えられる。

08/05 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年08月05日】

【今日のお奨め】 クロス円

連日、予想よりも強めの指標に反応し、クロス円が上昇するという動きが繰り返されているが、昨日も同様の動きが見られた。きっかけとなったのは、米中古住宅販売保留指数。これが市場予想の前月比+0.7%を大きく上回る+3.6%になったことで、クロス円は上昇。ドル/円を見ると、94.80円を割り込んだところでくすぶっていたが、一気に95.40円近くまで値を伸ばした。
ただ本日に入ってからは一層上値を追う展開にはならず、その上、日経平均や上海総合指数が値を下げたことが材料視されてクロス円は下落した。ただ、株の下落は何かネガティブな材料が出てきたわけではないので、ちょっと高値警戒感で売られたに過ぎないと思う。
またクロス円は昨日の安値を更新するようなの動きにもなっていないので、底堅い動きは継続していると考える。クロス円は大分強い状態が続いているので、押し目買いを続けていきたい。ただ、かなりクロス円相場はしっかりしているので、あまり下押しは期待できない。小幅に戻したところはまめに買いを入れるイメージを持っておく。
本日はISM非製造業景況指数や、ADP雇用統計が発表される。昨日の米中古住宅販売保留指数のように、事前に円高が進んでいる状況で良好な資料が出ると、円安へスルスルっと向かうと思う。注意しておきたい。

08/04 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年08月04日】

【今日のお奨め】 豪ドル/円

昨日は米ISM製造業景況指数が予想を上回ったことが好感されて、株高円安といういつも通りの反応が見られた。
本日に入ってからもしばらく高値圏を維持していたのだが、日経平均が上げ幅を縮小させたことで、クロス円はやや売られる展開になった。ただ、売られたとは言っても、日経平均は前日比でプラスを維持、米ダウもしっかりしており、このまま急速に売りを進めるような材料が出てきたわけではない。
株が大きく崩れない限り、クロス円は押し目買い戦略を続けたいと思う。少し下げてきたことで、現在の価格はいい買い場と考えている。また本日、住宅価格指数が予想を大きく上回った豪ドル/円は、下落が落ち着いてくれば再び反発しやすいと思う。
現在の相場は、強めの指標に対しての反応が少し大きくなっている。今日は米個人消費やPCEデフレーターなどが控えているが、これらも予想を上回れば、株高円安が進むと考えられるため、注意しておきたい。

08/03 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年08月03日】

【今日のお奨め】 ユーロ/円

注目していた先週末の米GDPでは、1-3月期分が下方修正されたことでクロス円は一時売り込まれ、同時に景気減速懸念から米債券が買われて利回りは低下し、これを材料に為替相場はドル安が全面的に進んだ。結果的にクロス円では、ドルストレートが下げたことでドル/円を除いて堅調な動きを見せることになった。
ただ本日に入ってからは、しばらくきっかけがなくもみ合いになってしまっていたが、本日高値を抜けたことでクロス円は買いが進んでいる。また米1-3月期GDはの下方修正されたものの4-6月期分は予想を上回る結果となっており、米ダウは小幅に上昇する動きを見せた。
米ダウが崩れない限り、クロス円はしっかりしてくるだろうとの見通しを連日ご紹介してきたが、その環境には依然として変化はない。日経平均も安定した動きを見せている。日々変わり映えしない戦略になってしまうが、クロス円は引き続き押し目買いを狙いたい。本日はISM製造業景況指数が発表されるが、よほど予想を下回らない限りは、指標発表後にうまく下げた所を拾うことを考えておきたい。ただドル/円はドル安に進む可能性があるので、ドル/円以外のクロス円での押し目を拾うほうが良さそうだ。
ユーロ/円であれば、ロンドン時間に少し上昇してしまったが、134円半ば辺りで買ってみたい。

07/31 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月31日】

【今日のお奨め】 ポンド/円

昨日は米企業決算が良かったことや、米失業保険受給者数が減少したことが好感されて米ダウが上昇。昨年11月4日以来の高値をつけた。
その流れを受けてクロス円がは上昇。本日に入るとさすがに上値が重いようで昨日の高値を抜けられない動きが続いていたが、米系の金融機関がドル円の目標価格を引き上げたことをきっかけに、現在はクロス円で買いが入っている。この上昇でクロス円は再び高値圏にきており、ここから買いで追いかけるのは避けたいが、かといって株がなかなか崩れず、クロス円も強めに推移しているため反落を狙っての売りは少し危険。押し目買いを基本方針として、売りは控えたい。  
本日は米GDPが発表されるため、ここに市場の注目が集まる。朝方、オバマ大統領が今日発表のGDPは悪化するとの旨の発言をしており、悪い結果になるのではないか。との見方が広がっているが、そうなればクロス円は下げることになるだろう。問題はその後の動きで、かなり結果が悪いとそのまま下げが加速するリスクがあるが、予想より少し悪い程度で、かつクロス円が下げた場合、比較的強気相場になっているので下げた所はいい買い場になると思う。ポンド/円であれば、目先の安値は157.00円近辺、もう少し下に引き付けるなら156円前半での押し目を狙いたいと思っている。

07/30 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月30日】

【今日のお奨め】 ユーロ/円

昨日は米耐久財受注が市場予想を下回り、一時円高が進んだ。
ただあまり株価が崩れなかったことから、クロス円全体が円高へ向かうというはっきりした流れにはならず、ドル/円やポンド/円は円安、ユーロ/円や豪ドル/円は円高という流れになった。
原油価格の下落をきっかけにユーロ/ドルや豪ドル/ドルが売られたことが影響したようである。ただ、本日に入ってからは、昨日の米ダウが崩れなかったことを好感して日経平均や上海株が強めに推移するも、クロス円のほうでは影響が見られず、もみあい相場となってしまっている。15時過ぎに英ネーションワイド住宅価格指数が予想を上回ったことでややポンドに買いが入ったが、その後発表されたドイツ雇用統計にはほとんど反応を見せず、依然して方向感の乏しい状態だ。
ユーロ/円は引き続き安値にきているため買いを入れてみてもいいと思うが、ポンド/円やドル/円は比較的上昇してきているので、ここから買いで追いかけるのは避けたい。また豪ドル/円もそれほど大きくは上げていないものの、レンジミドルの状態のため、あまり買いには適さない。しっかり下押ししたところで買いを入れることを、各通貨で意識しておきたい。ただ、基本的にはやはりクロス円はレンジ入りしている。大きくは勝負せず、ほどほどの売買に留めておく。今日は新規失業保険申請件数に注目が集まるが、米雇用環境は悪化が懸念されているので、逆にいい結果になると株高・円安の材料としてみられるかもしれない。また米国債の入札にも注目しておく。

07/29 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月29日】

【今日のお奨め】 ユーロ/円、ポンド/円

昨日は、米消費者信頼感指数が前回値、予想値を共に下回ったことがきっかけになってクロス円が下落した。
また本日に入っても円高の流れが継続して、ドル/円は94.01円、ユーロ/円は132.80円程度まで下落している。 ただ、株式市場を見てみると米ダウは指標が悪かったにも関らず小幅安に留まり、日経平均は26円程度だが上昇している。連日お伝えしているように、株がしっかりしている環境では、円高の動きには限度が出てくる。基本的に現在はレンジ相場になっているため、上昇したところでは売られることがある。しかし株が堅調な状態では、クロス円は下げたところではやはり買いが入りやすい。本日も安値をつけたところで徐々に買い戻しが進んでいる。もう少し売りが進むリスクには注意しながらも、大分安値に来ているのでここからは少しずつ買いを入れていきたい。ユーロ/円の133円近辺やポンド/円の154円近辺が下値の節目としてはわかりやすい。それに対して、ドル/円はユーロ/ドルでのドル高もあって少し動きが鈍いため、ちょっと動きがわかりにくそうだ。
本日は米指標が多く発表されるが、下げている分、反発で円安に進みやすい環境になっていると考えているので、良好な結果の方により反応しやすいと考えておきたい。

07/28 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月28日】

【今日のお奨め】 クロス円

昨日は、米新築住宅販売件数が市場予想を上回りクロス円は上昇。
ただ急伸したことで、いい売り場にされてしまってその後値を下げた。もっとも米ダウが小幅ながらも続伸となったため、クロス円の下落は限定された。
本日に入ると、米ダウが小幅高となったものの、日経平均が既に1万円台に乗せてしまったことで上値が重くなり、クロス円も値を下げる展開。ただ、お昼頃にスティーブンス豪中銀総裁が「豪州経済の回復は予想していたよりも早い」と発言したことで豪ドル/円が買われ、その他のクロス円も軒並み上昇していく動きとなった。
やはり方向感がないというのが今の相場の印象ではあるが、それでも底値がある程度限定されているということも感じさせる。株が安定していれば、やはりクロス円も急落する動きにはなりにくいだろう。
現状はレンジ相場という認識の下、積極的に買いを入れたくはないが、押し目では少し買いを入れてみるのは悪くないと思っている。ただそうはいってもレンジ相場。ポジションは小さめにしておく。
本日は、ケースシラー住宅価格指数が控えているが、先週から比較的住宅指標が強めに出て、それに相場が反応しているので、今日のケースシラーも予想を上回ると、少し上に向かうかもしれないので注意しておきたい。

07/27 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月27日】

【今日のお奨め】 ユーロ/円

先週末は米ナスダックが13日ぶりの反落となったが、下げ幅は小幅に留まった。
また米ダウは寄り付き後、値を下げるも、9000ドルで下支えされ、その後一時9100ドルをつけるなどしっかりした動きを見せた。ただ、ミシガン大学消費者信頼感指数などが株を積極的に買い進める材料になったわけではなく、売り材料が乏しいがために底堅い相場がそのまま継続したということであろう。この流れを引き継ぐように、日経平均は1万円台に乗せ、クロス円は株高からの円安相場という、いつもの流れになって上昇している。独GFK消費者信頼感調査が強かったこともクロス円を押し上げたようだ。
今のところ売り材料が出てこないため、株価はもう少し底堅い展開になるとは思うが、既に米ダウは9000ドル台、日経は1万円台という大台に乗せてきており、ここから積極的に上値を拡大するとは考えづらい。そうなると、クロス円も大きくは上昇しないものの、ある程度下げ幅は限定された動きになるだろう。クロス円はやや買い優勢のレンジ相場と考えて、基本は下押ししたところを買っていくつもりでいたい。ただ、やはり方向がはっきりしているようなわかりやすさが今の相場にはないので、ポジションの大きさはほどほどに、軽めの売買にしておきたい。また本日は既にクロス円が上昇してきているので、下押しするのを待つ。少し値幅が広いが、ユーロ/円であれば134円前半くらいまでは下げてから買う方が確実だろう。
本日は新築住宅販売件数が発表される。先週の中古住宅販売件数が予想を上回ったことで買いが強まったので、今日も上方向にぶれるようなことになれば、クロス円は少し買いが入るかもしれないので、注意しておきたい。

07/24 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月24日】

【今日のお奨め】 ポンド/円

昨日も米株は強い動きを見せ、ナスダックは12連騰、米ダウは年初来高値を更新してきた。
中古住宅販売件数が予想を上回り、その上3ヶ月連続で前月比より増加したことが好感され、株価を引っ張り上げた。それにあわせてクロス円も大きく値を伸ばし、ドル/円は7月7日以来となる95.30円をつけている。ただ本日はNY市場引け後に発表されたマイクロソフトの決算が予想を下回ったことでダウ先物がぱっとせず、クロス円も上昇が続かず上値を抑えられた。もっとも積極的に下値を拡大する動きにもなっていない。現状の相場は、基本的にはレンジを想定していて、その方針に変更はないので、積極的に上値を広げるとは考えていない。ただ昨日の材料に対する反応を見ていると、若干上方向に向かいやすいか?という印象を受ける。大きく伸びたところでは今までどおり売りを仕掛けるが、押し目があればそこは買い場と考えておきたい。
今日は、英GDPが予想を下回ったことでポンド売りが進んでいるが、クロス円全体がしっかりしているので、ポンドも一方的に下げ続けることにはならないだろう。下押しを確認したところで買いを入れてみたいと思っている。

07/23 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月23日】

【今日のお奨め】 ドル/円、ユーロ/円

昨日はモルガン・スタンレーの決算が予想より弱かったことでダウ先物が弱含み、クロス円も値を下げた。その後は米住宅価格指数が予想を大きく上回ったことなどが好感されて、米ダウは底堅くなっていったのだが、クロス円は安値圏を抜け出せなかった。
しかし、本日東京時間になると、日経平均が強かったことなどを材料に、出遅れていたクロス円が上昇を始め、前日高値を軒並みブレイク。上値を拡大する動きになった。
しかし連日お伝えしているように、現在は目新しい材料に乏しくレンジ相場になっている。
昨日は下値のため買いを考えていたが、今日は東京時間の上昇でレンジ上限に近づいてきたと考えて、売りを考えおく。ただ、レンジ相場のためあまり大きな動きは狙えそうにない。特に米大手金融機関の決算も一巡してしまい、ちょっと夏枯れ気味との声も聞こえてくる。あまり積極的にはならず、軽めの売買にしておきたい。ドル/円であれば93-94円半ば、ユーロ/円であれば132-134円後半を考えている。
本日は中古住宅販売件数が控えている。市場予想は484万件となっているが、相場はだれ気味であり、かなり極端な結果にならない限り、あまり材料視されそうにない。

07/22 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月22日】

【今日のお奨め】 ポンド/円

昨日は米CITが、現在の資金では8月の債務返済に不十分で、債務交渉次第ではチャプター11の適用を申請する可能性があると報じられ、これが嫌気されて米ダウが下落し、クロス円も円高へ。もっとも、その後は米企業決算が予想を上回るものが続き、米ダウは反発。しかしバーナンキFRB議長が、低金利を長期間継続する見通しだと証言すると長期金利が低下し、ドル/円は上値が重くなった。クロス円も米ダウが戻したものの、鈍い動きになってしまった。本日に入っても、クロス円は上値を試すには材料に乏しく、安値圏でくすぶっている。
ただ、米ダウが上値を伸ばしている現在の環境では、クロス円だけ大きく調整していくのはやや無理がある。米ダウが安定した動きをしている間は、クロス円も少し底堅いと思う。昨日は売りを考えていたが、ちょっと下げてきたので一旦利食い、下値が確認され次第、ちょっと買いを入れてみたい。ただ、あくまでレンジ相場のため積極的に買う環境ではない。
MPC議事録後、ポンド/円の動きが落ち着いてくれば、ちょっと他のクロス円より下げている分、買いを入れやすいと思う。また本日は米金融機関の決算がいくつか発表されるが、先週の段階でかなり織り込んできているので、あまり材料視はされないだろう。米ダウの動向を見ておきたい。

07/21 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月21日】

【今日のお奨め】 ユーロ/円

昨日は米CITが30億ドルのつなぎ融資を得られる見通しとなり、破綻が回避されそうだということが好感されて、米ダウが上昇。またゴールドマン・サックスがS&Pの目標価格を引き上げたことも株高を押し進める要因になり、米ダウ上昇を受けてクロス円も底堅い動きになった。
また米ダウの上昇に影響されて、日経平均は250円を越える上げ幅。ただ、クロス円のほうは大分高値にきていることが嫌気されたようで、本日は比較的軟調な動きを見せている。ただ軟調な動きになったとはいえ、クロス円はまだ高値圏に位置しているため、本日は戻りを売ることを考えておきたい。
もっとも、この売り戦略は、クロス円がここから更に上げる環境ではないからであり、積極的に売りを仕掛ける材料が出たわけではない。売りポジションを取る場合、あまり大きくポジションは取らないほうがいいだろう。ユーロ/円であれば、昨日高値が135円手前になっていたため、ここを上値に見て売りあがることを考えている。

07/20 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月20日】

休載-東京市場休場のため、本日の「マット今井氏のお奨め通貨ペア」は休載させていただきます。

07/17 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月17日】

【今日のお奨め】 ドル/円

昨日はJPモルガンの決算が市場予想を上回ったことでクロス円は一時買いが強まるも、その後はフィラデルフィア連銀製造業景気指数が前回値、予想を共に大きく下回ったために、それまでの上昇を帳消しにして値を下げる展開となった。ただ本日は日経をはじめとしたアジア株がしっかりしているものの、クロス円は上値が重くなってしまっている。GSやJPモルガンの決算が良かったことでクロス円は買いが続いていたが、これだけ反応が鈍くなってしまったということは、好決算を大分織り込んできてしまったようである。こうなると、ここから上値を目指していくのは難しい。本日はまだ、シティや、バンカメの決算が控えてはいるが、好決算だったとしてもそこから積極的に値を伸ばすとは考えにくく、むしろ、仮に好決算が出てきても、材料出尽くしでどちらかといえば下げ基調になる展開もありえる。高値圏のため、ここから追っかけ買いは避け、買いポジションを持っていれば一旦利食い、ポジションを絞っていれば売りを仕掛けるのも一つの手だろう。ドル/円では、昨日JPモルガンの決算が発表された時の高値が94.10円手前であり、ここを抜けるか抜けないかが焦点になる。

07/16 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月16日】

【今日のお奨め】 クロス円

米ダウが昨日は256ドルを越える上昇。これに合わせてクロス円もしっかりした動きを見せた。
ニューヨーク連銀などの指標が良かったことが株価を押し上げたようである。FOMC議事要旨では「今年の失業率は10%を越える可能性がある」としながらも「景気減速リスクは4月以降幾分低下している」との見方も示されたため、反応は一時的であった。ただ東京時間に入ると、日経平均は70円近く上昇したにもかかわらず、クロス円は連日上昇していたために反動でじり安となっている。さすがに一方的に買い続けるのは難しかったということであろう。今後の動きであるが、今日はJPモルガンの決算が最も注目されており、これが出てくるまでは相場がどう動くかは不透明。悪い内容であれば、連日上昇していただけに下げ幅が大きくなるリスクがある。ただ、やはり出てくるまではどちらに行くかはわからないので、決算発表を待ち、その後の流れについていきたい。市場予想は1株利益が0.046ドルになっている。

07/15 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月15日】

【今日のお奨め】 ユーロ/円

昨日はジョンソン&ジョンソンの決算が市場予想を上回った上、注目していたゴールドマン・サックス(GS)も予想の1株利益3.653ドル程度を大きく上回る1株利益4.93ドルとなった。また米小売売上高も予想を上回り、買い材料が立て続けに出てきたことで米ダウが上昇。クロス円もお決まりの連れ高となった。本日に入るとGSなど米企業決算が良かったことが好感されて日経平均が前日比プラスを維持し、クロス円は底堅い展開が持続した。途中、ドル/スイスがオプションに絡んだ動きで売られたことで、ドル安が全面的に進んだが、クロス円ではそれほど影響は残っていない。
本日の米指標は消費者物価指数やNY連銀指数、鉱工業生産などが控えている。まだ金融機関の決算が出揃っていないため、そちらが気になるところではあるが、本日は金融機関の決算は予定されていないため、指標への反応を見ておくことになるだろう。ただ、クロス円はかなり高値に位置しているので、ここから更に上値を目指す展開はあまりイメージできない。ここは一旦ポジションを閉じて、少し様子を見たほうがいいと思っている。指標内容が良かったとしても、追っかけ買いは得策ではない。
ユーロ/円はユーロ/ドル上昇につれて131円台に乗せたが、何か悪い材料が出てくれば、すぐに値を崩すリスクがある。こちらも、ついていくのはやめておきたい。

07/14 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月14日】

【今日のお奨め】 ドル/円

昨日は欧州時間にドル円/が91.73円の安値をつけるも、その後はショートカバーで上昇。しかも、ゴールドマン・サックスの投資判断を著名アナリストが「中立」から「買い」に引き上げたことが好感されて米ダウが180ドル近く上昇。これがクロス円の上昇を支えた。本日に入ると米ダウの上昇に影響されて、日経平均が210円程度上昇し10日ぶりに反発。クロス円もつられて一段高となったが、現在はちょっと上げすぎてしまったようで、そこからはやや息切れ感が見える。
本日は米小売売上高といった重要指標があるものの、やはり最も市場の関心を集めているのは、ゴールドマン・サックスの第2四半期決算である。市場予想は1株利益3.653ドル程度である。通常、直前の予想はある程度当たることが多いので、今回の決算は好結果になる可能性が高いと思う。好決算であれば、昨日同様、株高・円安の流れが加速することになるが、昨日ほどの大きな動きとはならないだろう。逆に予想に反して悪い結果となった場合は、昨日の株高、円安ののりしろがはげてしまうだろう。ドル/円は昨日、92円を割り込んだところから上昇してきたわけだが、再び92円割れを試す展開も十分ありえる。ただ、現段階で結果を決めつけることはできない。発表の結果を見て、発表後の動きについていくという心積もりで決算発表を待ちたい。21:30に発表予定となっている。

07/13 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月13日】

【今日のお奨め】 ドル/円

先週末は米国株の上値が依然として抑えられたことなどで、クロス円も軟調。加えて、ミシガン大学消費者態度指数の結果が予想を下回ったことで、ドル/円が92円を下抜けて、そのままスルスルと91.77円の安値を付けた。クロス円もこの動きに沿って円高へ。
本日に入ると、週末に大分下げたことで、ドル/円は93円近辺、ユーロ/円は130円近辺まで買い戻されたが、日経平均が9000円近くまで下げて引けたことなどが意識されると、クロス円の下落が再度強まり、ドル/円は92円近辺、ユーロ/円は128円近辺まで値を下げた。
クロス円は材料がなくなってきており、安値圏で乱高下する展開になりそうだ。ただ5月からの上昇に対する調整が再び強まれば、一段の下げもありえる。戦略としては売りメイン。下げたところでは反発を考えて買いを入れるのもいいが、ポジションを絞って、リスクを限定する。ということになると思う。ドル/円は週末に91.77円で下支えされているため、92円台は少し買ってみてもいいかも知れない。もちろん、リスク管理は徹底する。
本日は米金融機関の決算発表は予定されていないが、明日から発表が本格化するため、本日も何かしらの観測が出てくるかもしれない。そうなれば、相場がまた荒れる展開も想定される。今日は決算がないからといって、油断しない方がいいと思う。

07/10 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月10日】

【今日のお奨め】 ドル/円、ユーロ/円

注目していた昨日の英国中央銀行の金融政策委員会では、長期国債の買い入れ増額が行なわれなかったために、増額をすると考えていた参加者からの買い戻しが入ってポンドが上昇。これで同じ欧州通貨であるユーロも対円、対ドルで買われるとクロス円が全面的に上昇する動きになった。クロス円は前日に円高が進んでいたために、買い戻しが入りやすかった面もあるようだ。
それを受けての本日は、大分戻したことで再びクロス円が下落している。また原油価格が60ドルを割り込むとユーロ/ドル、ユーロ/円もつれ安となり、クロス円の下落を促しているようだ。本日朝の段階ではクロス円は少し売ってみてはどうかと考えていたが、少し下げてきてしまったので、ここからの追っかけ売りは避けたいと思う。戻りを確認してから売る方がいいだろう。ただ、戻りを売るにしても、相場の動きが荒くなってきているので戻りが急に加速して跳ね上がってしまうなど、リスクの高い状況が続いている。あまり安易には手を出さず、慎重な取引を心がけたい。ドル/円であれば昨日高値の93.50円、ユーロ/円は大分離れてしまったが131円程度を上値と見ている。
本日はミシガン大学指数(速報値)が発表される。米雇用統計から、少し相場が神経質になっている。市場予想から大きく乖離した数字になると、また相場が乱高下することになるかもしれないため注意しておきたい。予想は70.0となっている。

07/09 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月09日】

【今日のお奨め】 ポンド/ドル、ランド/円

昨日は米ダウが小幅高になったにも関らず、ドル/円がストップロスを巻き込んで下落し、クロス円はこれに引っ張られて全面的に下落した。
ドル/円は2月17日以来の安値、ユーロ/円は5月18日以来の安値を更新している。本日の東京時間、日経平均は少し値を下げたものの、クロス円はさすがに一段と売り込むには材料不足と見えて、買い戻し優勢となっている。ただ、今は比較的落ち着いた動きになっているが、クロス円は少し動きが不安定になっており、海外時間になってまた動きが荒くなることも十分に考えられる。ここまではレンジ相場は想定し、その値幅でのレンジディールを考えていたが、今日は少し様子を見て、戦略を練り直したいと思う。
今日は、BOEは政策金利は据え置きの予想。また量的緩和の政策として、長期国債の買い取り増額が検討されるのではないか。と、市場では予想されている。増額が行なわれれば、通貨価値が毀損するとの思惑から、ポンドが売られる展開になるかもしれない。
また、南アフリカの建設労組が昨日から無期限のストライキに入ってる。これはランドにとっては売り材料のため、ランド/円などは下落圧力がかかりそうだ。この点にも注意しておきたい。

07/08 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月08日】

【今日のお奨め】  ドル/円、クロス円

昨日は原油価格が下落したこともあって、エネルギー関連株が軟調に推移。
これで米ダウが160ドル近く下落し、クロス円も値を下げた。本日に入ると、米ダウが下落したことを受けて、日経平均が200円を越える下落。その他のアジア市場も軟調な動きとなり、これを受けてクロス円も、前日NYから引き続き上値が重い展開になっている。また本日、ウイグル自治区の暴動が激化していることで地政学リスクが高まっていると見た参加者からの円買いも、クロス円の上値を抑える要因となっている。少し軟調な展開が続いているため、下値をもう少し広げるリスクを意識しておきたい。ただ、連日お伝えしているように、現状では新しい材料などは出てきておらず、レンジ相場に入り込んでいるという見通しにも変更はない。下げ幅を広げる動きになったとしてもそれはレンジ内の動きに過ぎず、下げが一服すればまた戻していくと思っている。まだ下落リスクを意識しつつも、随分安値にきているので、慎重に少しずつ買いを入れてみたい。
目先の安値を上げると、ドル/円は94.00円、ユーロ/円は130.50円、ポンド/円は151.00円、豪ドル/円は73.50円だろう。今日も株式の動きに注目。

07/07 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月07日】

【今日のお奨め】  ユーロ/円、ポンド/円

昨日の海外時間は、東京時間に円高が大分進んでいた分、ショートカバーで急伸。ISM非製造業景況指数が辛うじて市場予想を上回るも、ほとんど材料視されなかった。本日はRBAで政策金利据え置きが決まるも、「インフレ見通しの観点からいえば、必要ならば利下げはある」と発言したことで、一時的に豪ドルが下落。ただ、前回の声明から変更がないということですぐに買い戻された。その後は、日経平均が値を下げたことや、中東勢からと見られる欧州通貨売りでユーロ/円やポンド/円が下落し、その他クロス円も値を下げることになった。
ただ、RBAの声明は全くインパクトがなく、クロス円の売りに関しても新たな材料が出てきたわけでもない。依然としてレンジ相場になっているという見通しを持って、クロス円でのレンジディールを今日も続けたいと思う。本日であれば、大分値を下げているユーロ/円やポンド/円が押し目を仕掛けるにはいい水準にきている。ユーロ/円は131.73円、ポンド/円は153.03円がそれぞれ昨日安値だが、ここをサポートと見て買い下がってみたい。
本日のアジア市場では、アジア株式が全体的に軟調に推移しているが、今のところ、欧州の株式市場は落ち着いており、やや堅調推移している。このまま、欧州、米州の株価が崩れなければ、やや円安方向に戻ることが期待できる。今日は大きな指標の発表がないため、海外株式の動向に注目しておきたい。

07/06 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月06日】

【今日のお奨め】 ドル/円、ユーロ/円

本日はクロス円が軟調な動きを見せている。
先週末の海外時間は、米国が独立記念日の振替休日ということで小動き。フラハティ加財務相から「来週のイタリアでのG8では、世界の通貨に関して話し合われるだろう」との発言が出たが、ほとんど反応は見られなかった。
もっとも、本日に入ってからは日経平均や米ダウ先物が下落。それにあわせてクロス円が軟調になった。また朝方につけた本日安値を下抜けてしまったことで、売りが一層加速してしまっている状況だ。ただ基本的には新規材料が出てきたわけではないので、今の動きは所詮レンジ内の動きであると思っている。今は随分下げてきているため、ちょっと様子を見るが、ある程度下げが落ち着いたら、そこからはしっかりと反発していくのではないか。今からどこで買い向かうかを、耽々と狙っておきたい。ドル/円は94円半ばから95.00円近辺、ユーロ/円は下げ幅が思いのほかと広がっているが、132.00円辺りを考えておきたい。動きは少し荒くなっているとはいえ、これらを抜けて急落していくような、不安材料がでてきているわけではないため、この動きが続いていく展開はイメージできない。
本日発表を控えているISM非製造業景況指数も、重要指標ではあるがレンジ相場を打ち破るような材料にはならないだろう。

7/03 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月03日】

休載-NY市場休場のため、本日の「マット今井氏のお奨め通貨ペア」は休載させていただきます。

7/02 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年07月02日】

【今日のお奨め】 ドル/円

中国からの発言に相場が振り回されている。昨日は来週からイタリアで行われるG8で、新たな準備通貨について討議するよう中国が求めたと伝わり、主にユーロ/ドルでユーロ買いが進んだ。ただ本日に入ると、中国高官から「G8で準備通貨について議論を要請したとは聞いていない」との発言も飛び出し、ユーロ/ドルは下落するなどふらふらした相場になり、クロス円もいまいち方向感がない。
レンジを想定した上で、レンジディールを行ないたい。ドル/円は昨日同様、95-97円程度のレンジをイメージし96円台後半で売り、95円前半まで下げることがあれば、そこは買い場と考えておく。
昨日は前哨戦として名高い、ADP雇用統計が予想を大きく下回った。こうなると、本日の非農業部門雇用者数もある程度悪い数字は織り込んでいるのではないか。想像を絶するような悪い結果にならない限り、売り材料にはならないと思う。また本日は欧州中銀や雇用統計という重大指標があるために、これの結果を見るまでは相場は小動きになると思う。

7/01 マット今井氏のお奨め通貨ペア  【2009年07月01日】

【今日のお奨め】 クロス円

昨日は、米消費者信頼感指数が市場予想の55.3に対し、49.3となって予想を下回った。
これを受けて米ダウが下落。クロス円は冴えない動きを見せた。本日に入ると、ユーロ円が136円
を上抜けたことで買いが加速。そのままクロス円も上値を追う展開になっている。
ただ、やはり材料を確認するとクロス円を買い続ける明確な材料は見当たらない。このまま上昇が
続くという展開にはやや懐疑的。上げが一服したところで、売っていくことを今日も考えている。
とはいえ、株、クロス円共に売りが出てもある程度下げた所では戻りが入るなど、段々と底堅い動き
も見られるようになってきた。今までは売り中心に考えていたが、ここからは方向感がなくなりレンジ
を形成すると考えて、レンジディールに切り替える。ドル円であれば、95-97円程度を考えている。
 本日は日銀短観が発表され、大企業製造業業況判断が予想を下回ったが、例の如く材料視され
ていない。今日は米国のADP雇用統計や、ISM製造業景況指数が控えているため、こちらに注目
が集まっている。
ただ、全体的にレンジを形成しているため、今日の指標では相当インパクトのある数字が出てこない
とこのレンジをやぶるのは難しそうだ。

6/30 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月30日】

【今日のお奨め】 クロス円

本日は、日本の雇用統計で有効求人倍率が市場予想の0.45を下回る0.44となったが、日経平均は昨日の米ダウが上昇したことを背景に底堅い動きを見せて、一時は6月15日以来の1万円台を付けた。ただその後は利食いもあって小幅に戻している。為替相場は米ダウや日経平均が堅調であったことなどで上昇する場面もあったが、その後は失速し、値を下げている。上値が重いということだろう。
昨日は、米国株が比較的しっかりした動きを見せたが、一部では四半期末や半期末が近づいたことで株価水準を押し上げる動きがあったのではないかとも言われており、そうであれば期末後はまた株価は下げることになる。もちろん、この噂どおりに事が進むとは言い切れないが、株価が買われたものの、そこに明確な株価買い材料があったわけではなく、いずれまた値を下げることが懸念されるということだ。となれば、毎日申し上げていることであるが、クロス円も上値を抑えられてしまうのではないか。朝方の段階では戻りを待たずに売りたいと思っていたが、ちょっと東京時間に値を下げたため、ここからは戻したところを売ってみたいと思う。毎日戻り売りを行い、この戦略には少々飽きてきたが、今の市場環境ではこの作戦がもっとも確実のため仕方なし、と思っている。
今日はケースシラーや消費者信頼感指数などが発表される。基本的にクロス円の売りを考えているため、予想を上回って上昇するようなことがあれば、そこは売り場になると考えておきたい。

6/29 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月29日】

【今日のお奨め】 クロス円

先週末の米ダウは、前日に大幅に上昇していた反動で下落。それに合わせてクロス円の上値は抑えられた。また中国人民銀行が、再び新たな基軸通貨の必要性を訴えたことで、ドルに対しての不安が高まり、ドル売りになる場面も見られた。もっとも、相場環境の根底を覆すような、大きなニュースは出てきていないため、基本的な見通しにも変化はない。同じ戦略ばかりで少し飽きてきたが、米国株は3月からの上昇局面に対する調整相場が続いているため、クロス円も上値が重い展開が続く。戻り売りを続けるしかないだろう。そして、これもここまでと同様だが、パニック的に急落するような相場でもないので、戻したところでうまく売れたら、ある程度下げた所でしっかりと利食いをすることも忘れない。
本日の海外時間は重要な指標もなく、何も出てこなければあまり動かないかもしれない。ただ、先週の中国人民銀行のように、突発的に何か出てくれば相場は動くと思う。それでも、相場の方向を大きくひっくり返すような大きな材料でない限りは、クロス円の戻り売りを続けるのがいいと思う。

6/26 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月26日】

【今日のお奨め】 ドル/円

昨日は米新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったことで、リスク回避の円高が進みクロス円が下落。また7年債の入札が好調だったことを受けて10年債の利回りが低下し、ドル売りが進む場面もあった。ただ、市場環境を大きく覆すニュースが何か出てきたわけではない。昨日のクロス円の反応を見ても、上げたところでは上値が重くなって値を下げることになった。本日も、上値を伸ばしても上げが一服したところで反落することになるだろう。引き続き同様の展開が起こると考えている。ただ、今の相場は比較的安定しているので、急落する展開にはならないと思う。
昨日はドル/円の96円半ばを売りゾーンと考えていたが、ここは25日移動平均線もあって抜けていくのは中々至難の業だろう。ドル/円は96円半ば辺りでの戻り売りを継続する。
本日は米個人所得やPCEコア・デフレーターが控えている。今日も悪い材料のほうが反応しやすいと考えておきたい。

6/25 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月25日】

【今日のお奨め】 ドル/円、クロス円

昨日は米新築住宅販売件数が予想を下回ったが、それはほとんど材料視されなった。
というのも、昨日はスイスフラン売り介入と見られる動きが、ドル/スイスやユーロ/スイスで見られたことでそれぞれが急騰。またFOMCでは注目されていた長期国債の買い入れについては、現状を維持することを決定したことで米金利が上昇し、ドル高になり、慌しい相場になったわけである。
本日に入ってからは日経平均が上昇したことや、先日に続き投信設定に絡む円売りなどで、クロス円はじりじりと値を伸ばしている。しかし、楽観論が広がったり、特別に買いを進めるような材料が出てきたわけではないので、本格的な上昇に戻っていく展開はやはりイメージできない。この円安にはついていかず、そろそろ頭が重くなってくると考え、売りを仕込むことを考えている。ドル/円の96円半ばは目先の上値になるのではないだろうか。
ただ、昨日のFOMCが終わったことで、今日は少し相場がだれている。あまり大きな動きは期待しないでおきたい。

6/24 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月24日】

【今日のお奨め】ユーロ/円

 昨日は米中古住宅販売件数が市場予想を下回ったことで、米ダウは上値が抑えられる展開。しかし、為替相場ではユーロ/ドルが上昇したことで、ユーロ/円も上昇し、合わせてクロス円も値を伸ばすことになった。またドル/円を中心に本日は「北朝鮮がミサイル試射の準備」といった報道で円安がもう少し進むことになったが、株価は3月からの上昇に対しての調整。という雰囲気になっており、現在はこれに合わせてクロス円も上値が抑えられた環境である。ここから更に上値を追うような買い材料は見当たらない。そろそろ上値が重くなって、ずるずると値を下げることになると思う。クロス円は売りで仕掛ける。ユーロ/円やポンド/円は既に大分挙げているので、戻りを待たずに売りポジションを作ってもいいと思う。
 本日は米新築住宅販売件数や、米耐久財受注、米5年債の入札などが控えているが、その後にFOMCという大物が控えているため、基本的にはこれが終わるまでは相場は様子見ムードが強いだろう。今回のFOMCでは金利は据え置きが市場予想になっていて、これは予想通りになるだろうが、問題は長期国債の買い入れをどうするかである。市場では大幅な増額は見送るとの見方が主流になっているようであるが、かといって見送った場合に相場がどう反応するかはいまいち不透明なものになっている。あまり発表前にどうなるかは決めずに、動いた方向についていく。という姿勢のほうがいいと思う。

6/23 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月23日】

【今日のお奨め 】 ユーロ/円、 豪ドル/円、 カナダドル/円

昨日の米ダウは、世界銀行が2009年の世界経済の実質成長率見通しを-2.9%と伝え、3月末に発表していた-1.7%から大きく引下げた。これでやはり世界経済は厳しい環境である。ということが意識されて株が下落。加えて、需要が後退することも嫌気されて、原油など資源価格が下げて、資源国通貨である豪ドル/円、カナダ/円の下落が目立った。
 本日は日経平均が大きく下落し、クロス円は円高が進行。ただ朝方からかなり下げていたために、現在は少し反発が見られる。本日の動きを見てもわかるように、あまり大きく下げたところでは、反発してしまう。世界銀行の成長率見通しという、ちょっと目新しいニュースが出てきたこともあり、調整相場はまだ続くだろうが、戻っては下げてるという動きを繰り返しながら下値拡大する展開になる。と現在は考えている。
 朝方の段階では、大分下げたので小さくであれば買ってみるのも悪くないと思っていたが、ここまで比較的戻してきたので、ここからは逆に売り場探しになる。欧州時間に入ってからの欧州株式市場の動向は今のところ落ち着いており、昨日の後遺症は今のところ見られない。もう少し為替市場も円安方向に戻る可能性もある。しかし、所詮調整、戻ったところをしっかりと売っていきたい。特に豪ドル/円やカナダドル/円は昨日の下げが大きかったので、しっかりと戻ってから売りを仕掛けたい。ユーロ/円は132円半ば上値になりそうだ。
 本日は米中古住宅販売件数や米住宅価格指数に注目が集まる。ちょっと円高リスクが高まっているので、予想を下回ったときの方が、反応の少し大きく出るかもしれないと考えている。

6/22 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月22日】

【今日のお奨め】 ドル/円

本日はユーロ売りが強まってる。先週末の安値を下抜けたことでユーロ/ドルは売りが強まり、1.3847ドルまで値を下げた。その後のIFO企業景況感指数では一瞬買いが入ったが、その後は再び売り優勢となって値を下げている。本日、ウォールストリート・ジャーナル紙がドイツの公的債務が2010年末までに1000億ユーロを超える可能性があると報じたことも、ユーロ売り材料になったのだろう。またユーロ/円の下げにつれて、クロス円全体で上値を抑えられている展開だ。
ただ、先週の為替相場は、上値を伸ばしたあと大きく値を下げるなど、徐々に方向感がなくなってきている。ユーロ/ドルにしてもクロス円にしても、このまま一方的に下げ幅を広げ続けるほど、勢いがあるとは思えない。今までは戻り売りをイメージしていたが、ここからはレンジに入り込むと考えて、売り買いにこだわらず、レンジ売買をして見たはどうだろう。ドル/円は先週から95円半ばから97円程度でもみあっているため、この値幅でレンジディールをしてみたい

6/19 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月19日】

【今日のお奨め】 豪ドル/円

昨日はスイス中銀が「ユーロに対するスイスフランの上昇に断固として立ち向かう」と発言。
これで介入が意識された上に、その後実際介入を行い、更に国際決済銀行も介入を行なったのでは?との噂も流れ、ユーロ/スイスは1.5150スイスフランまで上昇した。その他では米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が市場予想を上回ったことを好感して、米ダウが上昇。そのままクロス円がつれ高となった。
本日もクロス円はゆっくり円安に推移している。ただ昨日から本日にかけての円安は、今週に入って円高が大きく進んだことによる反発という面が強いため長続きするとは思えない。また株が上値を追うほどの買い材料が出てこないため、株価の上値が抑えられれば、これもクロス円の上値を抑える要因になろう。
昨日狙っていたクロス円の戻り売りを本日も引き続き狙ってみたい。比較的反発が大きかった豪ドル/円での戻り売りなどは面白いかもしれないと思う。

6/18 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月18日】

【今日のお奨め】 ドル/円、ユーロ/円

昨日は米ダウの上値が抑えられたことが嫌気され、クロス円も戻りの鈍い展開が続いた。米銀22行の格付けや格付け見通しをS&Pが引下げたこともドル売り・株安材料になったようである。どうも現在の相場は、少しネガティブな材料に反応しやすくなっているように見える。本日は米新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数が発表されるが、これらの数字が悪いと株安→円高の流れになることが考えられるので注意しておきたい。もっとも、クロス円はかなり下げてきたことで少し反発もしやすいだろう。それでも調整ムードが根強いために大きな反発にはなりそうにない。戻したところで売りを浴びせることを考えておきたい。ドル/円であれば96円半ば、ユーロ/円であれば134円半ばを戻りの目処と見ている。

6/17 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月17日】

【今日のお奨め】 クロス円、ユーロ/ドル、ポンド/ドル

昨日は米住宅着工件数が市場予想の48.5万件を大幅に上回る53.2万件となった。
また前月と比べても17.2%の増加となっており、今回の結果がとても強かったといえる。ただ、金融市場の反応は少し冷ややかなものになっていた。発表直後こそ円安で反応したのだが、その後はすぐに株価は下落し、為替は円高に向かうことになったのである。ベスト・バイの決算が悪かったことや、その後の鉱工業生産が予想を下回ったからだとの声も聞こえてくるが、あれだけ住宅指標が強くても値を下げるということは、今までジリジリと株価が値を伸ばしていた分、大分高値圏にきてしまっており、その調整局面に入ってしまっている可能性が高そうだ。
昨日の段階では、反発しやすいと考えて、下値を見たところで少し買いを入れてみたいと思っていたが、株価の調整ムードになっているとなれば、ちょっと事情が変わってくる。株価の調整が落ち着くまでは、クロス円は戻り売りを考えておいたほうがいいかもしれない。ユーロ/ドルやポンド/ドルなども戻り売りを考えているが、現状は株価の動きに連動しているクロス円のほうが、動きがわかりやすいだろう。

6/16 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月16日】

【今日のお奨め】 クロス円

昨日から金融市場では様々なニュースが出てきている。
本日ロシアで行なわれるBRICsの会合でドルに替わる準備通貨のあり方について議論されるのとの見通しがたっていたが、そんな中でロシアの財務相がドルを信用していると発言。これはドルの買い戻しを進めるのに十分な材料になった。また欧州中銀が今後欧州の銀行が25兆円程度の損失を出す可能性があるとの見方を示したことでユーロの売りを誘うことにもなった。その後は経済指標が悪かったこときっかけに米株価が急落、円全面高の展開へ流れが変わっていった。
今日はストップロスを巻き込んで、円高が一段と進み、ドル/円は96円近辺まで値を下げた。ただここまでの動きは、全般的にはそれまでの相場の調整が起きたと考えている。これを相場の反転とは考えず、クロス円が上昇していたことの反動で円高が進んでいると考えておきたい。
昨日から今日にかけてかなり円高が進んだことを考えると、これ以上円高に進むのはちょっと難しいかもしれない。ただ、BRICsの会合で何かでてくると、ドル相場が大きく動揺し、その影響をクロス円も受けるということも考えられる。今日は少し様子を見ておいたほうがよいのではないはないかと思う。仮に取引をするとしても、クロス円の反発を狙って、小さめのポジションで買いを入れる程度に留めておきたい。

6/15 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月15日】

【今日のお奨め】 ユーロ/円

本日は日経平均が一万円台を維持したが、ロシアのクドリン財務相が「ドルを全面的に信頼しており、外貨準備の構成を大幅に変更しない見通しだ」と発言。またユーロ債の償還と見られるユーロ売り・ドル買いも進み、ユーロ/ドルが1.39ドルを割り込んで下落。これにユーロ/円がつれて、その他のクロス円も軒並み下落する、クロス円全面安の流れになっている。ただ、ここ最近は株式市場が非常に落ち着いた動きをしており、これにあわせてクロス円も底堅く推移してきた。高値に位置しているものの、ここから急落していく展開は想定しにくいため、下げたところはチャンスと考え、カウンターで買いを入れてみたい。ユーロ/円であれば、9日安値の136円を割り込んだ辺りがサポートになりそうだ。
明日、BRICsの会合があるため、それを控えて今日のロシア財務相のように、会合に関する発言、これに絡んだ報道が今後も出てくるかもしれないため、注意しておきたい。

6/12 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月12日】

【今日のお奨め】 ポンド/円、豪ドル/円

昨日の米30年債の入札はこちらの心配をよそに、好調な結果を示した。
これを受けて債券の利回りは低下、為替相場はドル安という、単純な動きを示した。本日に入ると、いよいよ日経平均が大台の1万円に乗せて引けた。これを好感して円安が進むも、上げたところで買い一服となり、今はある程度値を下げている。ただ、これでクロス円はいい買い場にきたといえそうだ。クロス円は買いを入れてみたい。ポンド/円は161.60円辺り、豪ドル/円は79円前半が買い場だろう。
本日から明日にかけてはG8財務相会合が行なわれるが、今回のテーマに為替については挙げられていない。またそもそも7月のサミットの準備会合のような見方をされているので、恐らく今回のG8を材料に為替相場が動くということはないと思う。とはいえ、もしかしたら、という事態に備えて、声明の内容には一応注意しておきたい。

6/11 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月11日】

【今日のお奨め】 オセアニア通貨

本日は日経平均が、一時1万円をつけるなど比較的堅調な動きを見せており、クロス円もしっかりした動きになっていたのだが、ロンドン勢が参入するとそれまでの本日安値をドル/円やユーロ/円が下抜けたことで、売り優勢になってしまった。オセアニア通貨は朝方発表された指標を材料に買われていたが、こちらも円高のあおりを受けて値を下げている。ただ、急速に崩れるとも思えないので、オセアニア通貨は下押ししたところを軽く買ってみたい。
本日の注目は米30年債の入札になる。昨日の10年債入札は不調で利回りが上昇したにも関らず、ドル高となった。ネガティブな材料でも為替はドル高になるという無節操な動きを見せている。昨日の10年債入札が芳しくなかったということで、それよりも長期の30年債の入札もさえない結果になるかもしれない。ただそれでもドル高になるのか、それともネガティブな材料ということでドル安になるのか、はっきりいって現段階ではわからない。取りあえず、オセアニア通貨での押し目買いを軽くする分にはいいが、その他は、今日はちょっと様子見にしておいてもいいと思う。

6/10 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月10日】

【今日のお奨め通貨ペア】 ユーロ/ドル、クロス円
昨日のNY市場で、米ダウは上昇こそしなかったものの安定した動きを見せ、それを受けて本日の日経平均も年初来高値をつけている。いよいよ日経平均の一万円台が見えてきた。これに影響されて、為替相場はお決まりの円安が進行。オセアニア通貨やポンドの円安が目立っている。ただクロス円は高値圏でのレンジに入り込んでいるため、買いで仕掛ける場合はちょっと下押しするのを待ちたい。
本日はベージュブックや米貿易収支などが控えているが、注目しておきたいのは、昨日の3年債に続いて行なわれる、10年債の入札である。昨日は今まで高まっていた利上げ期待が米大手投資レポートによって後退したことでドル安が進んだ。ただ、3年債の入札好調→10年債の利回り低下→為替はドル安という動きも起こったといえるだろう。昨日と同じ動きになるとは限らないが、本日の動きを予測する上で、一つの参考として頭に入れておきたい。ユーロ/ドルなどのドルストレートは、ドル高に戻したところでのドル売りが基本戦略と考えておきたい。

6/9 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月09日】

【今日のお奨め】 ユーロ/ドル、ポンド/ドル

本日は右往左往の相場展開を見せている。特にユーロ/ドルやポンド/ドルなどは、東京時間には下落が進んでいたものの、下押ししたところでは反発し、本日の高値をつけている。それでも、もう少し上値余地があるため、再び下押しする場面があれば、買いを入れてみたい。
連日債券は利回りが上昇するなど目を離せない動きを見せている。米国債券価格に対する他の市場の反応は、非常にデリケートである。格付け引き下げなどが原因であれば、ドルにはマイナス要因。景気回復期待からの長期金利上昇、価格下落であれば、ドルにはプラス要因になるが、後者のケースであったとしても程度問題で、更に債券の利回りが上昇するようなことになれば、利回り上昇から景気の回復の妨げが嫌気され、ドル売り相場になることもありえる。どう反応するかはその都度見ていくしかないが、高すぎる利回りは経済にとって必ずしもいいことではない、ということは今後も意識しておきたい。本日は米3年債の入札が控えているため、これに関した市場の動きにも注意する。基本的には、クロス円よりも、ユーロ/ドルやポンド/ドルなどのドルストレートの方がわかりやすいだろう。

6/8 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月08日】

【今日のお奨め】 ドル/円

本日はしばらく落ち着いた動きを見せていたが、ロンドン時間に入ってからは、再びドル高が進行している。
週末のドル高のきっかけは米国の雇用統計であった。失業率が前回の8.9%から9.4%と一段と悪化を見せたのだが、実は市場はこれをほとんど材料視せず、非農業部門雇用者数のほうに大きく反応することになった。市場予想が-52万人となっていたが、これが-34.5万人となり、予想と比べればかなりいい数字になったわけである。これで驚いた金融市場では、米債券が売られ利回りが上昇。これを好感してドル買いが進んだわけだ。
ユーロ/ドルなどは大分下げてきたためにちょっと買ってみたいと思っているが、前日の安値を下抜けてずるずると値を下げている。買いを入れる場合であっても、しっかりと下げ止まりが確認出来てからにしたい。
現在はドル売りが進むものの、クロス円も下げることで、ドル/円は方向感がなくなっている。今まで97円が上値になると見ていたが、ここを抜けてきたことで、ちょっと見通しも変更する必要がありそうだ。ドル/円は97-100円程度のレンジに入り込むと考えて、レンジディールを行なってみたい。
今日は目立った指標の発表もないため、米債券と米国株の動きに注目する。

6/5 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月05日】

【今日のお奨め】 ポンド/円、ポンド/ドル、ドル/円

本日はポンド売りが目立っている。昨日の安値を下抜けたことで売りが加速してしまったようだ。
ポンド/円、ポンド/ドルもさることながら、ユーロ/ポンドではユーロ買いポンド売りが進んでいる。またユーロ買いに反応して、ユーロ/円、ユーロ/ドルは上昇、ちょっと動きがバラバラになっている。ただ基本的な方向は、為替相場全体でのドル安円安だと思うので、ドル高円高に向かったところでドル売り円売りを仕掛けるという戦略を継続したい。となれば、ポンド/円や、ポンド/ドルは、下値をしっかりと確認したところで、カウンターのポンド買いを入れるのがいいだろう。ただ下げ幅を広げているため、ストップロスは忘れずに。ドル/円は上値が重くなっているため、96円半ばから96円後半は売りゾーンと見ておく。
昨日はあまり反応がなかったのだが、米国債券の利回りが再び上昇している。株価の上昇からの債券売りであれば問題はないが、米債券への不安感からの債券売りとなると、ドル安が一段と進む展開も考えられる。本日発表の雇用統計と共に、債券と米国株価がどのように推移するかもあわせて注目したい。

6/04 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月04日】

【今日のお奨め】 ドル/円

本日は引き続きドル安円安の流れが戻ってきている。昨日はアジア諸国の通貨当局者が「米国債の格付けが引下げられても外貨準備政策への影響はあまりない」と発言したとの報道でドル高円高が進んだが、ドル売り円売りの圧力は根強く、ほどよくポジション調整が進んだと見られて、本日はドル売り円売りで反応しているようだ。ここからは少しドル高円高に方向に戻したところで、ドル売り円売りを仕掛けたい。ただ、ドル/円は徐々に上値が重くなっているため、96円前半から96円半ばが売りゾーンになる。現状は売りを仕掛けやすい水準といえそうだ。
今日はBOE、ECB、BOCの金融政策委員会開催を控えている。予想は全て据置であり政策金利に関してはサプライズはないだろう。ただ、ECBは今後の政策金利運営について、トリシェ総裁から何か発言があるかもしれないので、注目しておきたい。発表前にユーロ高がかなり進んでいるような状態で、利下げの可能性が示されれば、昨日のように調整のいい材料と見られてユーロが少し売られる。ということにもなるかもしれない。

6/03 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月03日】

【今日のお奨め】 豪ドル/円

本日はオーストラリアの1-3月期GDPが前期比で0.4%増となり、市場予想の0.2%減少を大きく上回る結果となった。
これで豪ドル/円が上昇。その他のクロス円も値を伸ばした。ただ、急ピッチで円安が進んだということもあって、今は少し値が緩んできている。ある程度下げた所は押し目買いのチャンスと考えておきたい。やはり昨日金利を据え置き、今日はGDPの結果が良好であった豪ドル/円の押し目買いは比較的安全そうだ。
今日はADP雇用統計やISM非製造業景況指数が発表される。昨日の住宅販売保留指数なども良好な結果となっており、今日の指標も予想を上回るものが出てくるかもしれない。ただ、ただ、今の相場はいい結果が出てもそれで円安が進むのか、リスク志向が高まったということでドル安が進むのか、いまいちよくわからない。いえることは、ドル安円安が日替わりで進んでいるということだ。これを踏まえて、指標発表後はクロス円やドルストレートの反応を見て、動き出した方でドル売りか、円売りを仕掛けてみたい。

6/02 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月02日】

【今日のお奨め】 ユーロ/ドル、豪ドル/円、ドル/円

昨日はドル売りメイン戦略に考えていたが、実際は円売りが大きく進むことになった。
個人所得やISM製造業景況指数などの米指標が予想を上回ったことで、リスク志向の円売り、という反応になった。またこれらの指標の結果を受けて米国株が上昇したことも円売りを一層推し進めたといえる。
ただ今日は特に重要な指標が控えているわけでもなく、特に為替相場のほうは、調整の一日になってくるかもしれない。昨日は円売りが大きく進んだが、今はドル安円安が各通貨で大きく進んでいる。少し調整が入って、ドル買い、円買いが進めば、その時はドル売り、円売りポジションを作ってみたい。ユーロ/ドルの1.40ドルや、豪ドル/円の77.50円半ば辺りが底堅そうだ。
ドル/円であるが、こちらは97円が重たくなっているため、96円半ばから後半は売りゾーンと考えておきたい。

6/01 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年06月01日】

【今日のお奨め】 ユーロ/ドル

先週末はドル安が大きく進行した。
米1-3月GDP改定値が予想の-5.5%に対して-5.7%となったことなどが、ドル売り要因になったようだ。ドルストレートは軒並み年初来のドル安水準をつけている。ただ、この流れにそのままついていくのはちょっと考えたほうがいいかもしれない。
その理由であるが、一点目は単純に、すでにドル安がかなり進んでしまっているということ。ドル安が進めば進むほど、ドル高に反発するリスクは高まる。もう一点は、米債券の価格。ここまで債券価格が下落(利回りは上昇)することで、一緒にドルも売られ、為替相場はドル安に向かうという面があったが、週末の債券相場は大きく上昇した。となれば、ドル安の勢いに陰りが見えてくるとも考えられる。その明確なサインが出てきたわけではないので、基本的にはまだドル安が進むとは考えているが、ドル安のスピードが遅くなることありえると頭に入れておきたい。
結果的にここからの戦略は、ドルストレートでドル高に戻したところで、ドル売りを仕掛けるということになる。ユーロ/ドルではあれば、5月22日の高値になっていた1.4051ドル辺りがサポートラインになってくると考えている。

5/29 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年05月29日】

【今日のお奨め】 クロス円

昨日の海外市場ではFRBが国債買い入れを増額するのではないかとの噂でドル売りが進んだ。
もっともユーロ/ドルを見ると、1.40ドルが上値になってしまって、ここをなかなか抜けきれない。1.38-1.40ドルのレンジを今日もイメージしておきたい。
今日はアジアの株式が軒並み上昇したことや、イギリスのネーションワイド住宅価格が予想の0.9%の減少に反して、1.2%の増加となったことを好感してポンドが急伸。ポンド/円は年初来高値を更新し、その他のクロス円も大きく値を伸ばした。ポンド/円のみならず、カナダドル/円、豪ドル/円、NZドル/円が次々と年初来高値を更新しており、クロス円は底堅い。急進した反動で今は少し緩んできているが、下落が落ち着いたところでは、押し目買いを再開したいと思う。
ただユーロ/ドルなどがレンジでもあるため、ドル/円も方向がはっきりしない。取引するなら今日のように大きく動いた後の反動を狙ってカウンターを入れていきたいが、それよりはクロス円のほうがわかりやすいだろう。
GMの話題がちょろちょろと出てきているが、すでに色々と報道されてしまったことで、市場はこのニュースにかなり慣れてしまっている。6月1日が最終期限となっているので、週末に何か出てくるかもしれないが、それでもこのネタではあまり動かないと思っている。

5/28 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年05月28日】

【今日のお奨め】 ドル/円、ユーロ/ドル

本日は、S&Pがニュージーランドの格付け見通しを、「ネガティブ」から「安定的」に引き上げたことで、NZドルが対円、対ドルで急伸。それにあわせてその他の通貨では、クロス円の円売りで反応した。昨日様子を見ていたポンド/円も154.50円近くまでしっかりと上昇している。その他のクロス円も堅調なため、クロス円は買いを中心に考えておきたい。
ドル/円も急速に値を伸ばしたことで、97円台をつけた。ここまでの上昇は想定外だが、かなり急伸したことで、ちょっと利食いの売りも出やすいだろう。勢いが再び高まるリスクも考えて損切りはしっかりと置きたいが、軽く売りを仕掛けてみてもいいと思う。その他では、ユーロ/ドルは一時1.37ドルをつける場面もあったが、基本は1.38-1.40ドル程度で推移しているため、この値幅でレンジ売買を仕掛けたい。
今日は米国の7年債の入札が控えている。ただ、ここまでの動きを見る限りは、あまり為替相場での材料にはされそうにない。

5/27 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年05月27日】

【今日のお奨め】 ドル/円

ドル/円は、上値が相変わらず重い。
95.50円が昨日からレンジの上限になると考えているが、今日もそこに近づいたところで押し戻された。昨日はケース・シラー住宅価格指数が予想を下回ったが、その後の消費者信頼感指数が予想を上回り、米ダウがしっかりすることになったが、95.50円を上回る展開にはならなかった。今日もドル/円は94.50-95.50円のレンジを想定しておきたい。ただクロス円は特にポンド/円などが堅調な動きを見せている。クロス円はちょっと今日は様子を見て、今後の動きを見定めたい。
また2年債の入札が昨日の米国で行なわれたが、好調な結果に終わった。今日は5年債の入札が控えているが、これも無事にこなすことになれば、相場は引き続き落ち着いた動きを見せるだろう。ただ、仮に入札が低調ということになれば、債券安、株安、ドル安のトリプル安という展開も起こりえる。基本的には5年債の入札も好調なものになると考えているが、5年債の動向には注意を払う。加えて今日は中古住宅販売件数が発表される。こちらはそれほど大きな動きにはならなそうだが、一応見ておきたい。

5/26 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年05月26日】

【今日のお奨め】 ドル/円

ロンドン、ニューヨークが昨日は休場であったため、値動きも小動きのものになっていた。
本日に入ると、北朝鮮のミサイル発射の報道をきっかけにいわゆる、リスク回避の円買いとなった。
ただ、昨日もミサイル発射のニュースが流れたにも関らずあまり大きな動きにはなっていなかったことを考えると、素直にリスク回避の動きが起きたというよりは、レンジの上限にきていたために、これをきっかけに売りが進んだと考えるほうが自然だろう。それがよく見て取れるのはポンド/円で、ここまで151.50円が天井になっていたが、今日は151.20円手前まで上昇したところで上値が抑えられそこからは値を下げ、現在は149円後半まで下落した。
現在は少しドルの買い戻しに弾みがついて、ユーロ/ドルやポンド/ドルでドル買いが進んでいるが、株価もレンジに入り込んでおり、為替相場も徐々に方向感がなくなると考えられるため、この動きも一時的なものだろう。ドル/円は94.50-95.50円のレンジになっている。今は少し値を下げてしまっているため、もう少し戻したところでは再度売りを仕掛けてみたい。
本日はケース・シラー住宅価格指数が発表されるが、相場を大きく動かす材料にならないだろう。指標が出た後も、レンジが続くと考える。

5/25 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年05月25日】

本日は、英国・米国市場が休場のため、マット今井氏のお奨め通貨ペアは休載させていただきます。

5/22 マット今井氏のお奨め通貨 【2009年05月22日】

【今日のお奨め】 ドル/円、ユーロ/ドル

一時ユーロ/ポンドを中心にポンド売りが進んでいたが、現在は落ち着いた動きを見せている。
本日は英GDPが終わってしまうと、後はカナダのCPIくらいしか指標の発表がない。バーナンキFRB議長の発言も控えているが、基本的には株価をにらんだ動きになりそうだ。
昨日はS&Pが英国の格付け見通しを引き下げた。またこのことから、米国の格付け見通しに対しても格下げの思惑が高まり、結果ドル安が大きく進むこととなった。本日もドル安への警戒感が残るため、ドル売りを基本にしておくのがいいだろう。ドル/円では戻り売り、ユーロ/ドルでは押し目買いを狙う。ドル安が今の市場のメインテーマになってきているため、クロス円はあまり方向感が出てこないと思う。ユーロ/円の131円後半、ポンド/円の150円辺りをレンジの上限と見て、レンジディールを仕掛けてもいいが、ドル絡みのほうがやりやすいと思う。

5/21 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年05月21日】

【今日のお奨め】 ドル/円、ユーロ/円

 本日は昨日の下落の流れを受けて、ドル安が進んだ。
昨日はFOMCで「追加で資産を購入する必要があると発言したメンバーが一部いた」との議事録から、再び量的緩和が行なわれる可能性が意識された。以前FOMCで量的緩和を実施したときもそうであったが、量的緩和の実施→通貨量が増えることよって、その通貨価値が下がる→通貨安という反応が起きて、ドルが売られたわけである。日経平均が一時150円安まで下げていたものの、結局80円安程度まで戻しているため、為替相場も若干値を回復する動きが見られたが、円高リスクは依然として残されているだろう。
戻り売りをメイン戦略とする。クロス円はショートカバーで比較的売りやすい水準にやってきた。ドル/円は95円近辺、ユーロ/円は131円近辺が売りゾーン。

5/20 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年05月20日】

【今日のお奨め】 クロス円

昨日は米住宅着工件数、建設許可件数が揃って予想を下回った。住宅市場の底入れが期待されたが、それが後退した格好である。ただ、株価がそれほど崩れなかったということで、為替相場ではユーロが少し買われたものの、クロス円はそれほど動きが見られなった。本日に入ると、日本のGDPが前年同期比で予想とさほど変わらないという結果になったが、市場に注目されていたイベントが一旦終わったことで、クロス円は下落。ただ今度はショートカバーで値を戻すなど、方向感のない動きになっている。
朝から下落したことで少し売りにくくなっていたが、ここに来て大分戻してきたため、再び売りやすい水準にきたと考えている。クロス円は売りを仕掛けていきたい。今日はカナダの消費者物価指数が発表される。カナダは政策金利を0.25%に引下げている上、今の経済環境を考えれば、CPIの結果が政策金利に影響を及ぼすとは考えにくいが、昨日のポンドのように、CPI発表を狙って仕掛け的な動きが怒ることも考えられる。発表前後の動きには十分注意しておきたい。

5/19 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年05月19日】

【今日のお奨め】 クロス円

昨日は売りを仕掛けたいと考えていたが、週末に円高が進んでいたということもあってか、反動で円安が進んだ。NAHB住宅市場指数が2ヶ月連続で上昇したこと、ゴールドマン・サックスがバンク・オブ・アメリカの投資判断を引き上げたことなどで株高になったこともクロス円の上昇を誘ったといえる。本日はしばらくもみあいになっていたが、ポンド/円が上昇したことに引っ張られて、値を伸ばす動きが見られている。
上げたところでは売り材料、下げたところでは買い材料が出てくるなど、難しい相場になっている。ただ、本日であればかなり上昇してきているため、売りを狙っていくのがいいと思っている。ちょっと今は買いが進んでいるため、ここで売るのは避けたいが、上値が重くなったところでは売りを考えておく。
今日は住宅着工件数、建設許可件数が控えている。住宅市場の底入れを探るためにも、注目度は高い。

5/18 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年05月18日】

【今日のお奨め】 ドル/円、ユーロ/円

先週末は円高が進行。またユーロ圏第1四半期GDPの悪化を受けて、ユーロ安も目立った。ユーロ/ドルは高値圏でのもみ合いとなっていたが、先週末の下落で引き続き軟調な展開が進みそうである。
本日は東京時間にムーディーズが円建ての日本国債をAa3からAa2に引き上げ、外貨建てはAaaからAa2に引下げた。強弱混じっていたということで、東京、ロンドンはあまり材料視されていない。恐らくニューヨーク時間に入ってもそれほど大きな動きにはならないだろう。
ただ、クロス円やユーロ/ドルなどは全体に売りムードが強まっている。もう少し円高が続くと考え、今までに売りを持っている場合は、まだポジションをキープしておきたい。また新規の場合戻りが鈍くなっているので、大きく戻るのを待たずに、少し戻したところでは売りポジションを作りたいと思う。今のところは、ドル/円は95円半ば、ユーロ/円は128円半ば辺りが売りゾーンだろう。本日は指標発表も少ないため、米国株の動きには注意しておきたい。

5/15 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年05月15日】

【今日のお奨め】 ドル/円

昨日はシュタルクECB理事が「ユーロ圏の景気底入れの兆候がある」と発言したことなどで、ユーロが買われた。またクロス円も前日の下落に対する買い戻しが進んで、クロス円が全面的に上昇していった。
ただ、本日に入ってまた、円高がの動きが強まっている。きっかけはドイツの第1四半期GDPが前期比で-3.0%の予想であったのに対して、-3.8%となったことである。これでユーロが売られ、ユーロ/円が急落したことでその他のクロス円も円高が進んでいる。ドル/円は95円割れが目前に迫っている。ちょっと値下げ幅が大きくなってしまっているが、ドル/円が95円を下抜けていくようなことになれば、もうちょっと下げていく展開も想定される。突っ込み売りは避けつつも、小幅に戻したところでは果敢に売りポジションを作っていきたい。本日はユーロ圏のGDPも控えている。これも予想を下回るようなことになれば、ユーロ売りから起こるクロス円の下落が、一段と進むことも十分考えられる。

5/14 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年05月14日】

【今日のお奨め】 ドル/円、NZドル/円

ドル/円が節目になっていた4月28日の安値、95円63銭を抜けてきた。
きっかけになったのは米小売売上高が予想を下回ったことである。先週、雇用統計などで最近の米指標は良いものが続いていたので、期待感が高まっていたために悪い結果を受けて、下落が大きなものになった。米ダウも下落し、日経平均も大きく値を下げている。
ドル/円は3月19日と4月28日の安値を結んだラインも下抜けている。もちろん、これらのブレイクはダマシに終わり、95-100円のレンジを形成していく可能性もまだ残されている。とはいえ、昨日の動きで、もう少し下落が継続していく公算は大分高まったと考えておいていいだろう。買いは控えて、売り中心に攻める。ただまだはっきりとしたわけではないため、戻り売りがいいだろ。加えてドル/円の動きにつれてクロス円全体も同様に上値が重くなるかもしれない。下落が進めば、NZドル/円では、近日中に4月28日安値の52.91円を目指す展開も十分考えられそうだ。

5/13 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年05月13日】

【今日のお奨め】 ドル/円

昨日のクロス円は大きく上げたもの、案の定その後は上値が重くなり、それまでの上昇分を帳消しにする下落となってしまった。本日に入ってからは、英フィナンシャル・タイムズ(FT)の電子版に米国債の格付けを懸念する記事が載ったことなどで円高に向かう場面もあったが、その後はショートカバーで値を戻し、また値を下げ、やはり方向感がない。本日のクロス円はかなり下げているため少し買いを入れたいが、ふらふらした相場なのであまりポジションは長く持たないほうがいいだろう。回転売買を実施する。
ただドル/円は、ヘッドアンドショルダーの形を形成してきている。このまま下落に勢いがつけば、92円程度まで下げていくかもしれない。95-100円のレンジになる可能性が若干高いとは思っているが、実際にどうなっていくかは、これから数日間の動きに掛かっているだろう。ドル/円の動きから目が離せなくなってきた。

5/12 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年05月12日】

【今日のお奨め】  ドル/円

昨日はクロス円が思いのほか下落する展開となった。大分円安が進行していた分、その調整が進んだようである。特にオセアニア通貨での下落が激しかったことからも、調整の意味合いが強かったことが窺える。
本日の朝はバーナンキ財務長官が「米経済が強くなるため、ドルも強いだろう」「ストレステストの結果は国民に相当の自信を与えるだろう」などと発言したが、あまり材料視されなかった。その後、昨日の米ダウの下落を受けてアジアの株式も軟調、クロス円は上値を抑えられていた。ただロンドン時間に入ってからは、円安の動きが強まり、現在もその流れが続いている。昨日かなり円高が進んだので、今日はお試しで円売りをしてみたら面白いと朝の段階でのコメント等に書いたのであるが、その後、円安方向に進んでしまったので、ここからどうかと言われれば、深追いをあまりしたくない。正直少し様子見である。
ドル/円では、97円割れから98円台半ばというレンジをしばらくイメージしながらレンジトレーディングをしてみたい。新しい材料が出てくると、相場の雰囲気が突然変わるという状況は依然として続くので、気を抜かないことだ。

5/11 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年05月11日】

【今日のお奨め】 ドル/円

先週末の為替相場ではドル安が目立っていたが、さすがに今日は利益確定の動きも出ているようで、ドル高に向かっている。そもそもドル安の原因は、米雇用統計で非農業部門雇用者数が、53.9万人の減少になったことであった。かなりのマイナスであるが、もともと市場の予想はこれを上回る60.0万人の減少であったために、予想よりも悪くない。ということで、リスクを取りにいこうとの動きが盛んになった。結果、投資家がドル売りその他の通貨買いを仕掛けて、ドル安が進んだわけである。たださすがに弾みがつき過ぎたのであろう。本日のユーロドルは暫く1.36ドル台を維持していたが、ここにきて1.36ドルを割り込んできた。その他の通貨でもドル高で推移している。
雇用統計は良好な内容であったが、まだまだ米国経済が回復したとは言い切れない。悪い材料が出てくれば、また相場がかき乱されることになると思う。結局今の相場では、新たな材料が出てくるまでは様子を見て、動き出したらその方向についていく。という戦略を繰り返すしかなさそうである。ドル円は狭いところでは98-100円程度のレンジになっているため、材料をみながらこの中で右往左往しそうだ。

5/8 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年05月08日】

【今日のお奨め】 ドル/円

本日はアジアの株式市場は、昨日の米ダウの下落とは対照的に底堅い動きを見せているが、為替相場は若干クロス円が買われたものの、積極的に買い進めるような展開にはなっていない。やはり、本日の米雇用統計に注目が集まっているのだろう。先日のADP雇用統計が予想を遥かに上回る、良好な結果になったことで一層注目されているようだ。本日はこれが出てくるまでは小動きに終始すると思う。
昨日は英中銀(BOE)の量的緩和拡大でポンドが売られたり、欧州中銀(ECB)の利下げで材料出尽くしで買い戻し、トリシェ総裁がカバードボンドの買い入れを決めたことでユーロ買いとなり、かなりぐちゃぐちゃの動きになっている。材料に反応はしているものの、明確な方向は見出せず、非常にやりにくい。本日の戦略としては、米雇用統計が発表されるまでは様子を見て、発表後は、素直に相場の動きについていくのがいいだろう。クロス円は、ドル/円とドルストレートの影響を受けてますます動きが複雑になるかもしれないため、ここはシンプルにドル/円で売買に徹したい。

5/7 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年05月07日】

【今日のお奨め】 イベント見極め

GW中は売り買いの材料が交錯し、それに反応していく相場になるのではないかとの見通しをこちらで書かせていただいた。実際は材料に反応する動きは見られたものの、比較的、好材料のほうが多く出てきたことで、しっかりした動きを見せる結果となった。
特に株価が目に見えてしっかりしており、米ダウは8500ドルに乗せ、日経平均も9385円まで上昇し、年初来高値を更新する動きになっている。それもあって、本日のドル/円も値を伸ばし、現在は再び99円台に迫る勢いだ。ただ現在は、良いニュースが続いたことで上昇しやすくなっているに過ぎず、反対の材料が出てくれば、ずるずると値を崩すことも考えられる。直近でそのきっかけになりそうなのは、日本時間8日午前6時に米政府が正式に発表する予定となっているストレステストの結果だろう。バンク・オブ・アメリカには340億ドルの資本増強が必要ということを報道機関が伝えたことで、昨日は円高が進み、その後落ち着きを取り戻したが、可能性は低そうだが、ここまでの報道と大幅に異なる結果が米政府から示されれば、波乱材料になるかもしれない。あわせてECBやBOEも注目が集まる。このあたりに本日は注目し、発表後の動きについていくしかなさそうだ。

5/1 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年05月01日】

【今日のお奨め】 ドル/円、クロス円

円高の傾向が強くなると考えていたが、思いのほか円安が進んでいる。
昨日の上昇は、なかなか話しがまとまらなかったクライスラーの経営問題が、破産法申請という形で決着したこと、シカゴPMIが予想を大きく上回ったことが背景であった。クライスラーに関しては、発表前から各種報道で話が飛び交っていただけに、発表後にはそれほど大きくは動かなかったが、一つのリスク要因が解決への道筋をつけたということで、少し強めの推移が継続することになったと言える。ただ、これでもって本格的な回復基調になるとは言えず、積極的に買いを進める段階ではないと思う。大分上げているため、ここからは上値が重くなったところで売り。ただ、下げた所でまた強めの材料が出れば、また上げるという、方向感のないやりにくい相場になりそうだ。

来週の4-6日は為替相場での取引は行なわれるが、日本は休場ということになる。この間の動きであるが、今の相場が、材料に応じて上げ下げを繰り返す、ぐちゃぐちゃした相場になってきているため、連休中も同様のやりにくい相場になってしまうだろう。強気な時は売り材料、弱気な時は買い材料が出てくることも考えられる。
また一番の注目は米銀のストレステストの結果だが、元々は4日に発表になるはずが、これを延期して6日の予定になっている。これに関しても、発表前に色々な報道がされるだろう。一つ一つの材料に振り回される展開になると考えられるため、突然の報道には敏感に反応したい。


4/30 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月30日】

【今日のお奨め】 NZドル/円

昨日は米GDP速報値が市場予想の前期比年率-4.7%を大きく下回る-6.1%となった。
ただ悪いことは織り込み済、というのが今の相場なので、市場の反応は一時的なものに留まった。
対してFOMCの声明は「米国経済は引き続き縮小しているものの、ペースは鈍化している」としたことを、一歩前進とみた市場参加者から買いが入り、米ダウがしっかり、それにあわせてドル高が進行。クロス円は円安に向う展開になった。ただこれをもって継続的にクロス円を買っていくほど、強力な買い材料とはいえないだろう。クライスラーの破綻など、不安材料も残っている。
本日は、昨日のダウの動きを受けて、日経平均が上値を伸ばしたこともあって、クロス円は円安が進んでいるが、戻したところは売り場になると考えておきたい。特に本日利下げを行い、追加利下げについても言及された、NZドル/円などは上値がかなり重くなると考えている。本日中は難しいが、再度52円台を試すことになりそうだ。

4/29 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月29日】

本日は祝日のため、
「マット今井氏のお奨め通貨ペア」は休載いたします。

4/28 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月28日】

【今日のお奨め】 ドル/円、ユーロ/円

昨日はノボトニー・オーストリア中銀総裁が「ユーロ圏金利はしばらく低いままで、必要なら量的緩和策を用いる準備がある」と発言したことで、ユーロが売られた。これで5月7日のECB理事会で、量的緩和を実施する可能性が出てきた。量的緩和を実施すると、市場に通貨が溢れるため、基本的に通貨の価値が下がると言われている。これを受けてユーロが下落した。
本日に入ると、昨日から報道されている豚インフルエンザに関して、WHOが警戒レベルを引き上げたことや、米紙WSJがバンク・オブ・アメリカとシティ・グループがストレステストの結果から、資本増強の必要性が出ていると伝えたことなどで、円高が進んだ。これら売り材料が重なって相場は勢いづき、クロス円は安値更新を続けている。
昨日も売り続けていたが、売り圧力は昨日よりも強くなっていると考える。戻りをじっくり待つというのではなく、小さく戻したところは迷わず売るという姿勢でいたい。ドル/円は94円台、ユーロ/円は122円台が次の節目になりそうだ。
本日もECB高官の発言が控えている、昨日ほどではないかもしれないが、量的緩和の実施が示唆されればユーロは再度売られることもありえるので、注意しておきたい。

4/27 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月27日】

【今日のお奨め】 ユーロ/円、ユーロ/ドル

先週末はG7や米銀に対するストレステストについて報道されたが、相場の方向を決定付けるような材料は出てこなかったこともあり、反応は限られた。
そんな中、今週は豚インフルエンザがメキシコをはじめ各国で広がっているというニュースが駆け巡っている。為替相場はこの報道で円高が進んだとの声も聞かれるが、アジア株式は各市場バラバラに上げ下げを繰り返しており、株式市場を見る限り豚インフルエンザで金融市場にリスク回避の動きが起きているとは言い難いだろう。今後もこのニュースには目を向けておく必要があるが、相当危機的状況にならないことには、本格的な売り材料になることはなさそうだ。
とはいえ、今日は先週末比較的堅調に推移していたユーロが売られる展開になっている。それにあわせるように、クロス円も軟調な展開だ。クロス円での戻り売りを狙う。ユーロ/円であれば、127円後半から128円近辺が売り場だろう。またユーロ/ドルも先週しっかりした上昇を見せ、1.33ドルまで値を伸ばしたが、ここからは少し緩んで値を下げそうだ。ユーロ/ドルでも売りを仕掛けたい。

4/24 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月24日】

【今日のお奨め】 ドル/円、ポンド/円、ユーロ/円

昨日のクロス円は通貨によりまちまちの動きになったが、本日は円高が進行している。きっかけになったのは、ここまで97半ばで下支えされていたドル/円がここを下抜けして売りが加速したことである。ドル/円は96円半ば、ポンド/円は141円半ば、ユーロ/円は127円半ばといったところまで値を下げている。日経平均などのアジア株式が軟調だったことも、クロス円の下落を誘ったようだ。本日は大分下げてしまったため、ここから更に売りこむのは少し抵抗がある。本日も戻り売りを狙いたい。

今日は英GDP速報値が発表される。英国も他国同様、景気減速が進んでおり、今の経済の状態を知る上でも、非常に注目度が高い。ただ、基本的には売り優勢の相場環境になっているため、もし予想より良い場合少し値を上げることもありえるが、そこは絶好の売り場と考えておきたい。

4/23 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月23日】

【今日のお奨め】 ポンド/円、ユーロ/円、カナダドル/円

昨日はモルガン・スタンレーの決算が発表され、市場予想の1株損失0.084ドルを大きく下回る、1株損失0.57ドルになった。これを材料に円高が進んだが、その後発表されが米住宅価格指数が予想の-0.7%を大幅に上回る0.7%になったことで、それほど方向感のない相場になった。
本日は、日本の機関投資家からと見られる売りが出たが、下げた所では買い戻しが入っている。ただ、昨日IMFが2009年の世界経済の成長率見通しを、前回1月に発表した0.5%から-1.3%へ大幅に引下げたことなどもあり、買いも長くは続かないだろう。クロス円は、戻したところは進んで売りを仕掛けたいと思う。ポンド/円の143円、ユーロ/円の128円、カナダ/円の79円半ばで上値が重くなっていたが、ここを抜けてきた。ただ、それほど上昇せずに失速すると考え、上昇が鈍ったところでは、果敢に売りで攻めたい。

4/22 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月22日】

【今日のお奨め】 ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円

 昨日の東京時間は上げ下げを繰り返していたが、海外時間は円安方向に値を伸ばすことになった。きっかけになったのはガイトナー米財務長官が、「大手銀行の大多数は必要以上に資本を有している」と発言したことである。これ受けて株価は上昇、為替は久々に円安に向かった。しかし、ここまでの下落に比べて、昨日の上昇はいまいち弱い。このことからも、市場はやはり下方向を見ていると感じられる。今日もアジアの株価は上昇や下落など、各市場まちまちであったが、為替は一時的に円安が進んでも、上げたところは絶好の売り場とばかりに売り込まれ、結果的に値を下げている。
 上値は重くなっているため、昨日同様、戻り売りをメイン戦略にしていく。ユーロ/円では127円半ば、ポンド/円では144円30銭前後、豪ドル/円では69円半ばがアジア時間の高値になっている。この辺りが、戻りの目処として意識されるだろう。
 本日はウェルズ・ファーゴや、モルガン・スタンレーの決算が控えているが、最近の動き同様、決算に対してはほとんど反応を示さないだろう。

4/21 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月21日】

【今日のお奨め】 豪ドル/円、NZドル/円

為替相場は昨日から円高が進行し、本日に入っても上値が重い展開になっている。昨日は、バンク・オブ・アメリカの決算が市場予想を上回ったにも関らず、市場はそれよりも貸倒引当金を2.2倍にするなどのニュースを悪材料視したことや、一部報道で、米銀のストレステストでは19行中16行が危機的状況になるとの見通しを示したことで、株安、円高の動きとなった。良い材料は無視して、悪い材料のみに反応して値を下げている。先週のゴールドマン・サックスの決算発表のときも、好決算であったが市場は株安、円高に動くという結果になったが、あの動きは今の相場を象徴していたように思う。あれ以降、発表された決算内容は良いものでも市場は反応しなくなっていた。上値はずっしりと重くなっていくだろう。
クロス円では戻り売りを中心に仕掛けていきたい。本日も上値が重くなっているが、機関投資家からと見られるショートカバーで値を伸ばす場面もあった。そのような場面では積極的に売りを仕掛ける。特にここまで大分買われてきた、豪ドル/円やNZドル/円は下落速度が速くなりそうだ。またドル/円は、97-100円程度のレンジを形成しているため、他のクロス円に比べると、下値が堅そうである。その他のクロス円での売りを考えておきたい。

4/20 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月20日】

【今日のお奨め】 ユーロ/円、ユーロ/ドル


先週末はシティ・グループの決算が発表された。予想より一株損失は小さいものとなったが、株、為替は揃って目立った反応を見せなかった。市場は徐々に決算を織り込んでしまっているようである。本日はバンク・オブ・アメリカの決算が控えているが、これもそれほど反応はしないだろう。
先週末からその傾向は強くなっていたが、ここからはよりレンジをしっかりと形成していくことになるだろう。本日のアジア株式を見ても、方向がはっきりせず、材料がなくなって取引をやるにもやりようがない。ということが伝わってくる。為替相場も同じようなはっきりしない動きだろう。各通貨ペアでレンジを決めて、その中でレンジ売買をするしかなさそうだ。もっとも、あまりはっきりしてこないので、軽めの売買にしておきたい。
問題はユーロである。ウェーバー・独連銀総裁の「独GDPは2009年のほとんどを通して減少し続ける」など発言にはじまり、ユーロ圏経済に対しての弱気な見通しが目立つ。これがユーロの下落を誘っている面がありそうだ。一方的に下げるほど方向感が出てきてはないが、ユーロ/円やユーロ/ドルでは、押し目を拾うことは避けたいと思う。

4/17 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月17日】

【今日のお奨め】 クロス円

昨日はJPモルガン・チェースの決算が発表された。これが市場予想を上回ったことで、株高円安が進むという結果になった。
もしかすると、ゴールドマン・サックスの時のように、好決算に対して株安円高で反応することを警戒していたが、どうやら取り越し苦労に終わったようだ。ただ大幅に円安が進んでいるわけでもないため、円安方向に向かう力が強いとも思えない。上下をそれぞれ試してみたが、どちらにも動きにくいということで、ここからはレンジを形成していくことになるだろう。クロス円でのレンジディールを仕掛けていきたい。
本日の東京時間にはトリシェ総裁が講演をするということを材料に仕掛け的なユーロ売りが見られたが、今は落ち着いた動きを見せている。今日のユーロ/円のように、下値を試したところでは、買いを入れていく。
本日は今週最後の金融機関の決算として、シティグループの決算が待っている。ただ、既に決算に対して市場は慣れてきている。また週末でポジションを新たに作っていく動きも起きにくい。予想から大きく乖離しない限り、反応は限定的になるだろう。

4/16 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月16日】

【今日のお奨め】 ドル/円、クロス円

本日は中国GDPが市場予想を下回り、前年同期比で6.1%となった。これを受けて、豪ドルや、NZドル、カナダドルなどの資源国通貨が軟調に推移したが、この流れがその他クロス円にも波及し、クロス円全体が下落することになっている。特にユーロ/円やNZドル/円は大きく値を下げ、昨日安値を下抜けている。
昨日は東京時間に円高が進行。しかし海外時間には買い戻しで円安が進み、また本日は円高が進んだ。方向感がない。ただ、今日はこれから重要なイベントを控えている。JPモルガン・チェースの決算である。ここで好決算が発表され、かつゴールドマン・サックスのときのように好決算であるにも関らず、株安円高という反応をした場合は、どこまで落ちるかはわからないが、上値が重いということは確定的になる。この場合、クロス円での戻り売りを仕掛ける準備をしておきたい。ポイントは、どこまで下げるかがわからないため、すぐに売りを仕掛けるのではなく、戻りをしっかりと待つことだ。本日のドル/円であれば、昨日高値の99円60銭辺りが上値として意識されやすいだろう。加えて今日は、住宅着工件数も発表される。こちらの反応も見ておきたい。

4/15 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月15日】

【今日のお奨め】 ドル/円

昨日の海外株式市場、本日のアジア株式は揃って下落した。
ゴールドマン・サックスの良好な決算を無視した格好である。これほど良好な決算内容が出れば、株高、円安が進むと考えていたが、そうはならなかった。イメージしていた動きとは違う動きになってきている。FASBの会計ルール変更などで、決算が良くなることは、織り込み済みになっていたということもあるだろう。
ただやはり、これほどのポジティブニュースに対して反対に動くということは、今後の動きには注意が必要になってくる。現在、買い戻しが入って値を上げているが、この動きについていくべきではない。むしろ、円安のトレンドは終焉した公算が高いと考えておいたほうがいいだろう。ここからは徐々に売りを試したい。ドル/円であれば、本日の高値が99円15銭のため、99円近辺では打診的に売りを仕掛けてみるのもいいだろう。
市場環境が変化しつつあるということを、しっかりと意識して相場を見守りたい。

4/14 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月14日】

【今日のお奨め】 ドル/円、ユーロ/円

欧州のイースター休暇も終わり、本日から早速、金融市場は動き出している。
朝方は米ゴールドマン・サックスの1-3月期決算が発表された。これが1株利益で3.39ドルの黒字という結果となったのだ。市場予想が1.64ドルの黒字だったことを考えると、この結果が非常に良かったことがわかる。にも関らず、アジアの株式市場はそれほど大きく買われず、日経平均は下落する結果となった。またダウ先物も軟調に推移している。この動きを見ると、非常に良好な決算内容ではあったが、市場は既にこの材料を大分織り込んできているのかもしれない。今週はまだ金融機関の決算を控えているが、よほど良い内容が続かないと、円安方向に上げ幅を広げていくのは難しいのではないか。むしろ本日の動きは、株安、円高リスクが高まっているようにも見える。
ドル/円の99円30銭程度、ユーロ/円の131円50銭程度が下値になってきそうだが、ここを下抜けるようであれば、どこまで下げるかわからなくなってくるため一旦様子見。支えられれば、大分下げているため、反発もありうると考えて、少し買いを入れてみてもいいが、それでも円高リスクには十分気をつける。

4/13 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月13日】

【今日のお奨め】 様子見

先週末はイースター休暇、本日もイースターマンデーで欧州は休場ということで、小動きの展開が続くことが予想される。
先ほど、海外の機関投資家からの仕掛け的な買いが出て、ドル/円は100円70銭程度、ユーロ/円は133円台まで上昇した。随分と動いたように感じるかもしれないが、ここまで小動きであったために、動いているように見えるだけである。実際はそれほど大きな動きではない。すぐに大人しくなってしまうだろう。また今日は欧州が休場ということで、NY勢も派手に売買をしてこないと思う。本日は大人しく様子を見て、明日からの動きを期待する。

4/10 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月10日】

欧米市場がイースター休場のため、休載させていただきます。

4/9 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月09日】

【今日のお奨め】 ユーロ/円

昨日のFOMCの議事録で米国経済の下振れリスクについて言及されたことで、ドル売りが進み、ドル/円は99円35銭の安値をつけた。ただ売りが一服するとすぐに戻してしまった。
本日のアジア株式市場は総じてしっかりした動き。中でも日本は、政府が15兆円という過去最大の追加経済政策を打ち出したことが好感されて、300円以上の大幅高となった。また株高からの円安も見られる。もっとも、これは一時的な対策に過ぎず、相場への影響も一時的なものになってしまうだろう。
為替相場のほうは、一進一退を繰り返し、益々レンジ相場の様相が濃くなってきた。ユーロ/円は直近のところでみれば、134円辺りがレンジの上限、131円近辺がレンジ下限になりそうである。現在は133円近辺のためちょっと手控えたいが、もう少し上げたところでは売りを仕掛ける。その他でも、上げたところでは、ショートポジションを作りたい。
もちろん、何か市場を驚かす材料が出てきた時は、そのレンジも抜けていくことが十分想定されるため、ストップロスは忘れずに。

4/8 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月08日】

【今日のお奨め】 ドル/円

本日は昨日の米国株の下落を受けてアジア株式も軟調になり、クロス円は円高が進行。更にフィッシャー米ダラス連銀総裁が講演で「ユーロは米ドルよりも問題に直面している」などと発言したことで、ユーロ売りが一層進み、その他のクロス円も共に値を下げている。ドル/円も節目になっていた100円を下に抜け、99円50銭程度まで下落する場面もあった。
ドル/円は1月安値の87円程度から101円半ばまで上昇してきたことで約15円、パーセントで表せば16%近く値を伸ばしてきたことになる。これだけ大きく上昇してきたことでさすがに一服感が出てきたのだろう。ここから大きく崩れる展開はイメージしていないが、今までのような円安トレンドではなく、高値圏でのレンジに入り込んだ可能性が高いと考えている。本日は昨日同様に押し目を拾うが、トレンド相場ではないと考えられるため、利が乗ったところでは小まめに利食いを入れる。ドル/円は99円近辺を考えておく。
本日はFOMC議事録が公表される。ただこれはそれほど材料視されないだろうというのが大方の見通しである。これよりは昨日値を下げた米ダウに今日も注目したい。

4/7 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月07日】

【今日のお奨め】 ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円

昨日は米国株価には注目していたものの、為替相場の下落は想定していた以上のものになった。円売りを大きく推し進めていたのが短期の投機筋であったために、資金を引き上げる動きも早く、下落が急速なものになったようである。本日に入っても利食いが断続的に出るために、少し上値が重くなっている。とはいえ、市場環境に変化が出てきたわけではないために、そろそろ仕掛けやすい水準にきたと思っている。ドル/円の100円前半、ユーロ/円の133-134円程度、ポンド/円の147円台では買いを仕掛ける。加えて昨日つけた高値、ドル/円は101円40銭、ユーロ/円は137円半ば、ポンド/円は151円半ばを当面の上値目標と考えている。
本日も米ダウの動きに注目したい。一時は8000ドルに乗せていた株価が、昨日の下落で再び値を下げてしまった。再びしっかりとしてくれば、クロス円もやはり底が堅くなってくると思っている。

4/6 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月06日】

【今日のお奨め】 クロス円、ドル/円

円安が止まらない。本日、ドル/円は朝方に100円80銭近くまで上昇した後、100円70銭から100円90銭程度の狭いレンジでの推移となっていたが、そこを上抜けると更に上げ幅を広げて、101円30銭程度値を伸ばしている。また他のクロス円も軒並み円安に向かい、ユーロ/円は137円台、ポンド/円は151円台に位置している。
先週末、米国株価が堅調だったことも円安要因だろう。本日のアジア株もしっかりだ。株高、円安の動きは今後も継続しそうである。
ただ既に相当高値に来ており、ここからはちょっと手を出すには躊躇する。もっとも金融機関の悪化など、極端な悪材料が出れば相場が崩れることもありえるが、現在のようにレンジを抜けて勢いのついている相場は、そう簡単には崩れない。高値で手を出しにくくても、買いを入れるチャンスが巡ってきたときには、リスク管理を徹底した上で、小さなポジションでもいいので果敢に買っていく。対円は総じて円安に向かいそうだ。
本日は市場を動かす指標に乏しく、米ダウの動きに注目が集まるだろう。8000ドルに乗せた米ダウがどうなるか、8000ドルがしっかりしてくれば、為替も底堅くなりそうだ。

4/3 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月03日】

【今日のお奨め】 豪ドル/円

昨日は米財務会計基準委員会(FASB)が時価会計の一部緩和を決めたことで米ダウは続伸となって、一時2月13日以来の8000ドルをつけた。クロス円もしっかりした動きとなり、本日の朝方も値を伸ばしてドル/円は11月4日以来の100円台をつけた。またユーロ/円は134円99銭、ポンド/円は147円87銭まで買われた。そこからは米国株とは対照的にアジア株式が穏やかな相場展開となったことで、利食いの売りが出やすくなり、ドル/円は99円33銭、ユーロ/円は133円20銭、ポンド/円は145円56銭まで値を下げた。ただ下値では押し目買いも入って底堅いことが感じられる。
本日は米国でISM非製造業景況指数や、雇用統計が控えている。雇用統計は水曜日に発表されたADP雇用統計が予想を下回ったことで、本日の数字も少し悪いものになるのではないか。と市場参加者は考えている。予想より少し悪いくらいでは反応は限定的になるだろう。ISM非製造業景況指数は、予想より悪い数字が続いていたため、少し悪いくらいでは反応は限定的、予想より良ければ市場環境の改善が意識されて株価が上昇して円安へ。という流れに向かいやすそうだ。
クロス円は引き続き円安方向を見ている。朝方の上昇の後、少し上げ幅を縮小したが、再び上値を試しにいっているが、現在は大分高値圏に位置しているため、積極的に買いを入れて大きく勝負するのではなく、金額を少し抑えて下げた所でしっかりと買う。という戦略を主軸におきたい。現在比較的値を下げている、豪ドル/円の71円台は買いを入れやすそうだ。

4/2 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月02日】

【今日のお奨め】 ドル/円、クロス円

本日はECBとG20を控えてもみあい相場となっていたが、英国ネーションワイド住宅価格が引き金となって、為替相場は動き始めた。予想-1.5%のところ、実際は0.9%という強い結果が出てきたのである。普段はほとんど反応しない指標であるが、参加者が売買を手控えて薄商いになっていただけに、急に動き出してしまった。まずはポンド買いで反応、その後はポンド/円での円売りや、アジア株が堅調であったことも影響してクロス円が全面的に上昇することになった。ポンド/円は144円台、ドル/円は99円台、ユーロ/円は131円半ばをつけた。
クロス円は堅調な株価を背景に基本的に円安方向に向かうと見ているが、現在は高値圏に来たと考えている。買いポジション持っている場合は、一旦利食いとする。新規の場合はドル/円の99円30銭から50銭、ユーロ/円の131円後半から132円台、ポンド/円の144円台で軽めに売ってみるのもいいだろう。ただ、円安方向が基本のため、うまく利が乗ったときは長くポジションは持たず、素早くポジションを閉じたい。その後はまた買い場探しになる。と考えている。
本日はECBに注目だ。政策金利は0.5%の利下げで1.00%に変更するだろうが、問題はその後のトリシェ総裁の発言である。政策金利変更以外の対策を何か実践してくるのか、注視したい。

4/1 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年04月01日】

【今日のお奨め】 ユーロ/円、ドル/円

今週は月曜日に米政府がGMとクライスラーは破綻させた上で再建を図るのが最善の策ではないかとの考えが市場に伝わったことで、金融市場は大きく荒れた。そして本日も、再び自動車関連の報道が流れてきた。オバマ大統領が「GMは破産法申請が最適と判断した」「クライスラーの破産と売却の準備をしている」と発言したと一部の報道者が伝えたのである。再び自動車関連のニュースが流れたことで、市場は月曜と同じように、咄嗟に円買いで反応した。ただ前回と違うことは、この手の報道は二度目であることと、いずれこの話題は蒸し返されるだろうと市場は心構えが出来ていたことである。そのため、クロス円は直ぐに落ち着きを取り戻し、株式市場でも堅調な動きが目立っている。日経平均に関して言えば、前日比200円以上の上昇を見せた。
 今後もやはり、自動車業界の報道で相場が動くことがあるだろうが、その時は少し円高に進んでも、そこは仕掛けるチャンスになると考えておく。
 本日であれば、今まで通りの円売りを実施する。ユーロ/円であれば、昨日同様の水準に位置しているため、戦略も同様で129円台での買いを狙う。またドル/円はクロス円の円安を受けて少し底が堅くなってきた。朝方の下落も98円20銭程度で下値が支えられているため、98円台は買い場になるだろう。再び昨日の高値99円半ばにトライしていくと考えている。

3/31 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年03月31日】

【今日のお奨め】  ユーロ/円

昨日はGMとクライスラーの再建に関する報道を材料に急速に円高が進んだが、影響を及ぼした期間は非常に短いものに留まった。
ニュースとしての話題性も大きかったが、それ以上に今までの株高、円安の調整として動きが大きなものになったと考えている。本日のアジア株式を確認しても、大きく崩れた市場は見当たらず底堅くなっている。短期的な動きを狙っての円買いを考えていたが、市場は安定してきたように見えるため、本日はクロス円での円売り戦略を再開する。朝方から値を伸ばしたことでここから更に急伸するイメージは持てないが、大きく崩れることもないだろう。ユーロ/円で考えてみると、3月27日までは、132-134円のレンジにいたが、その後27日に130円近辺まで下落、それ以降しばらく130円はさみで揉み合っていた。その後、ビッグスリーの問題で126円台まで下落、現在再び130円台を回復している、27日にもみ合っていたレベルなので、新しい材料がでるまでは、この水準でも揉み合いとなろう。129円台があれば、一旦買ってみたいところだ。
本日はケース・シラー米住宅価格指数に注目したい。ここまでの住宅関連指標は良好なものが続いたが、それが今日も継続するか。強い結果になれば株高、円安がまた続くと考える。

3/30 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年03月30日】

【今日のお奨め】 ドル/円

先週末はユーロ圏の製造業新規受注が悪化したことや、シュタインブリュック独財務相が「EUの協定を遵守しなければユーロの信認が脅かされるだろう」と発言したことなどで、ユーロが大きく売られる動きとなった。ただ、本日に入ってそれ以上に衝撃的なニュースがでてきた。
米自動車作業部会が、GMとクライスラーの再建計画に待ったをかけ、破綻による建て直しが適当だろうとの考えを示したのである。これでアジアの株式は大きく値を下げ、為替相場ではクロス円が下落している。ここ最近はかなり株高、円安が進んでいたために、その調整として、反対売買が大きく進んでしまった。この影響はもう少し続くことが十分考えられる。ドル/円も96円台後半が堅かったが、このニュースにより下抜けした形となっている。以前から懸念されていた案件が再び焦点となっているということで、それほど目新しさはないが、突然であったため、市場も意表を突かれた形となった。本日に限ればこの影響は続きそうであり、短期勝負であれば、この流れについていき、円買いで攻めたい。ただし、割と短い期間でこの流れもに終わると思うので、売り戦略は一時的なものと心得る。ドル/円も95円を割り込むというイメージは今のところはもっていない。
報道を受けて、本日はアジア株が急落したが、米国の株価がどのように反応するかも注目である。株価が大きく崩れれば、為替も一段と円高が進むと考えている。
注意すべきは、米政府のほうから、発言に対する否定がでてくるかもしれないということである。そのときは円買いはすぐに手仕舞いすべきであろう。

3/27 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年03月27日】

【今日のお奨め】 クロス円、ユーロ/ドル

本日の日経平均は前日比9円安の8626円となった。前日比で見ると横ばいだが、一時は200円以上値を伸ばしていたので、急速に値を下げたことになる。昨日の米ダウは上昇していたが、さすがにここ最近の日経平均は上昇の速度が速かったので、その調整が入ってしまった。それにあわせて為替も値を下げるたが、途中からストップロスを巻き込んで下げ幅を一気に広げている。ドル/円は98円を割り込んで97円70銭、ユーロ/円は132円68銭、その他ポンド/円や豪ドル/円も値を下げた。クロス円は少し高値圏に位置していたため、もう少し下押ししたところ拾いたいと考えていたが、徐々にそれに適した水準に近づいている。ドル/円は97円前半から96円台、ユーロ/円は130-131円台、ポンド/円は140円台、豪ドル/円は67円台辺りだろう。もう少し引き付けたいと思う。
またユーロ/ドルはレンジになっているため、1.36ドル台は売りゾーンと考える。1.36ドルで売れれば、1.35ドルを割り込んだところで利食いとなる。
昨日7924.56ドルまで値を伸ばした米ダウが本日はどうなるかに注目したい。8000ドルを抜けてくれば、株高の影響で為替相場は円安が進み、一層底堅くなってくるだろう。下値を拾う戦略がより有効になると考えている。

3/26 マット今井氏のお奨め通貨ペア 【2009年03月26日】

【今日のお奨め】ドル/円、ユーロ/円のレンジ取引

昨日は新築住宅販売件数や耐久財受注が良好な結果となったことで米国株が上昇。それを受けて本日のアジア株式も堅調な動きを見せている。日経平均もしっかりと値を伸ばして、前日比156円高となった。この影響もあって、為替相場は円安方向に動いている。ドル/円は98円、ユーロ/円は133円、ポンド/円は143円に乗せた。
本日の海外市場ではガイトナー米財務長官、フィッシャー米ダラス連銀総裁、ラッカー米リッチモンド連銀総裁、スターン・米ミネアポリス連銀総裁と要人発言が相次ぐので、念のため注目しておきたい。また米GDPも発表されるが、今回は確定値のためそれほど大きな動きは起きないのではないかと思っている。
基本的には市場環境が徐々に改善していることを好感した、株高円安が継続すると考えるが、大分高値にきたことで上昇のスピードは鈍くなるだろう。高値を積極的に追うのではなく、下押しした場面で買いを入れ、上げた所では確実に利食う。ユーロ/円の133円後半から134円台は利食い場と見る。もっともドル/円はユーロ/ドルのドル安も影響して上値が限定されやすい。98円後半まで伸びたところでは売りを試すのも面白そうだ。


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