24日の東京外国為替市場では、円相場が急伸しました。
朝方の市場では、本邦勢によるゴトウ日の仲値買いへの思惑から円相場は軟調に推移し、ユーロ/円は122.27円、ドル/円も高値90.31円まで上昇しました。しかし、仲値設定後は本邦実需筋からの円買いが大量に持ち込まれたのをきっかけに円は反発、さらに、それまで堅調に推移していた日経平均が下落へと転じたことや、ギリシャ副首相のドイツ批判発言を受けてギリシャ救済策成立に対する懸念が拡がったことを受けてユーロ売り・円買いが加速、これまで外貨建て投信設定への思惑から積み上がっていた円ショート・外貨ロングのポジションの投げが殺到してユーロ/円は約1年ぶりの安値120.22円まで急落しました。また、円は本邦勢の年度末に向けたレパトリの動きにもサポートされて他通貨に対しても上昇する全面高の展開となり、ポンド/円は昨年3月下旬以来の安136.77円、ドル/円も89.33円まで円高が進みました。
本日の欧米市場では、日本時間17:55に独2月雇用統計、18:00にユーロ圏1月マネーサプライM3、南ア1月卸売物価指数、キング英中銀総裁の講演、19:00にユーロ圏2月鉱工業信頼感指数、ユーロ圏2月サービス業信頼感指数、19:45にシュタルク欧州中銀理事の講演、22:30に米1月耐久財受注、米週間新規失業保険申請件数、22:35にピアナルト米クリーブランド地区連銀総裁の講演、午前0:00にバーナンキFRB議長の議会証言、米12月FHFA住宅価格指数、午前3:00に米7年債320億ドルの入札、マイルズ英中銀金融政策委員の講演、午前3:15にブラード米セントルイス連銀総裁の講演、明朝6:45にはNZ1月貿易収支の発表が予定されています。依然、市場では米長期金利とドル相場の連動性が継続しており、米長期金利に与える影響の観点から、米週間新規失業保険申請件数、米1月耐久財受注、米7年債の入札に注目です。
日本時間17:00現在(BIDレート)
ドル/円89.29 ユーロ/円120.33 ユーロ/ドル1.3479