前回は、長期資産運用を行う際には国内外の株式、国内外の債券への分散投資が大切であるとお話しました。ただ、皆さまの中には「外国債券などの外貨建て金融商品は為替リスクが怖いので、円建て商品の中だけで分散しよう!」とお考えの方もいらっしゃると思います。長期資産運用という視点で考えたとき、外貨建て金融商品は本当に危険なのでしょうか?次の話を読んでみてください。
最近、フランスに旅行した友人が「向こうは物価が高い!」と、ぼやいていました。ホテルやレストランも非常に高かったようです。実はこれ、ユーロが円に対して強く(高く)なっていることも一因なのです。下のグラフをご覧ください。

たとえば、ひとつ300ユーロのルイヴィトンのお財布は、1年半前のフランスでは39,900円ほどあれば買えました。そして現在、フランスでは同じ商品が依然として300ユーロで売られていたとしても、いま買うには46,800円以上必要になっています。
いったい、これはどんなことを意味しているのでしょうか?
注:上の例では、いずれも市場レートベースで計算しており、ユーロ紙幣への両替手数料などは考慮していません。
このコラムで取り上げている金融商品、投資運用手法等は、あくまで長期分散投資という考え方についての例示であり、投資勧誘を目的としたものではありません。
本文中で取り上げている金融商品は、元本が保証されていないものを含んでいます。また、本コラムの情報の利用に伴って発生した不利益や問題について、当方は責任を負うものではありません。
投資商品の選択、投資そのものについての最終決定は、あくまでも自己責任で行われますよう強くお願いいたします。